患者さん・ご家族の方へ

新しいくすりができるまで

フロー図

治験の進め方(抗がん剤以外の治験)

  • 少人数の健康な成人が対象:(第 Ⅰ 相)
    「くすり」の量を徐々に増やし、「くすり」として安全かどうか調べます。
  • 少人数の健康な成人が対象:(第 Ⅱ 相)
    「くすり」の使い方・使用量(用法・用量など)を調べます。
  • 少人数の健康な成人が対象:(第 Ⅲ 相)
    患者さんの協力で最終的な「くすり」の効果と安全性の確認を行います。
  • 厚生労働省に結果を提出
    審査の結果、承認された後に医薬品として医療機関で使用されます。

治験の進め方(抗がん剤の治験)

  • 少人数のがんと診断されている患者さんが対象:(第 Ⅰ 相)
    安全性をみながら「くすり」の量を徐々に増やし、安全な最大量を求めます。副作用についても十分調査します。 また、体内での動き方を調べます。
  • 少人数のがんと診断されている患者さんが対象(1)より多い人数の患者さんが対象:(第 Ⅱ 相)
    (1)で求められた「くすり」の適切な使用量で腫瘍の縮小率を確認し、副作用についても調査します。
  • がんと診断された多くの患者さんが対象:(第 Ⅲ 相)
    従来使用している「くすり」と比べて安全性と効果を比較し、よりすぐれたものであるか否かを確認します。
  • 厚生労働省に結果を提出
    審査の結果、承認された後に医薬品として医療機関で使用されます。

治験審査委員会とは

当センターでは、治験の実施に際して法律で決められた要件を満たした委員会で審査され、承認されている事が必要です。院内に設置されている治験審査委員会で、治験実施前に計画が倫理的、科学的に妥当であること、実施中も安全性等の観点から治験を継続して問題がないかが審査しています。そして、委員会で問題がないと判断された場合のみ実施しています。委員会は、医学等の専門家、医学等を専門にしない人、病院と利害関係が無い人などで構成されています。詳しくは下記をご覧ください。

治験審査委員会

治験

    現在登録中の治験一覧

番号 実施診療科 対象疾患 治験段階
1 呼吸器内科 RET融合遺伝子陽性の非小細胞肺癌、甲状腺髄様癌、 及びRET活性が亢進したその他の癌を含む進行固形癌 Ⅰ/Ⅱ相
2 放射線治療科 肺がん Ⅲ相
3 腫瘍内科 乳がん Ⅲ相
4 呼吸器外科 非小細胞肺がん Ⅲ相
5 乳腺外科 乳がん 医療機器
6 頭頸部外科 再発性または転移性頭頸部扁平上皮癌 Ⅲ相
7 婦人科 再発または転移を有する子宮頸がん Ⅲ相
8 腫瘍内科 乳がん Ⅲ相
9 消化器内科 胃癌又は胃食道接合部癌 Ⅲ相
10 消化器内科 転移性食道扁平上皮癌 Ⅲ相
11 呼吸器内科 RET 融合遺伝子陽性の非小細胞肺癌 Ⅱ相
12 腫瘍内科 乳がん Ⅱ相
13 消化器内科 胃癌又は食道胃接合部腺癌 Ⅲ相
14 頭頚部外科 頭頸部がん Ⅲ相
15 呼吸器内科 肺がん
16 呼吸器内科 肺がん(NSCLC) Ⅱ相
17 呼吸器内科 非小細胞肺がん、すい臓がん、または大腸がんのがん悪液質 Ⅱ相
18 呼吸器内科 肺がん(非小細胞肺がん) Ⅲ相
19 婦人科 HRD陽性再発・難治性婦人科希少がん
(子宮平滑筋肉腫、子宮体癌、子宮肉腫、子宮頸癌、外陰癌、腟癌)
Ⅱ相
20 皮膚科 HER2陽性の進行期乳房外パジェット病 Ⅱ相
21 呼吸器内科 小細胞肺癌 Ⅲ相
22 呼吸器内科 未治療の局所進行切除不能又は転移性の非小細胞肺癌 Ⅰ相
23 呼吸器内科 肺がん Ⅲ相
24 婦人科 子宮体癌 Ⅱ相
  • 治験には、参加いただけるかどうかを判断するための詳細な基準があり、疾病の分類や程度状態、現在の健康状態等によっては、参加できない場合もあります。どうぞご了承ください。
  • なお、電話などでは、現在の患者さんの病状、健康状態を正確に判断できませんので、個々の治験等への参加に関するお問い合わせにはお答えできませんのでご了承ください。
  • また、全診療科は原則としてすべて予約制となっています。診察を希望される方はかかりつけ医の先生を通じて、当センターの地域医療連携室へファックスで診察日時をご予約のうえ、診療情報提供書(紹介状)を持参して来院をお願いします。

治験に興味のお持ちの方

治験に興味をお持ちで治験の参加を希望される方は、診察の際、主治医にご相談にご相談ください。治験に参加していただくには参加基準があります。希望されても参加基準にあわなかったり試験実施予定人数に達していた場合、また募集期間が終了している場合は参加していただけない場合があります。