連携診療登録医制度について
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兵庫県立がんセンターでは、地域の医療機関と密接に協力して最新の知見に基づいた最良の医療を適時・適切に提供し、地域全体の医療機関同士が手を取り合って患者さんを支えるがん医療体制を「連携診療システム」と呼び、その充実に努めています。
平成20年6月に「連携診療システム」規程を整備し、院内の連携基盤整備や地域医師会、医療機関との協力関係整備を進めており、これまでに東播磨地域(明石市医師会、加古川市加古郡医師会、高砂市医師会)や北播磨地域(小野市加東市医師会、三木市医師会、加西市医師会、西脇市多可郡医師会)などの医師会と連携診療システムに係る合意を交わしています。
このなかで、各医師会で進めている地域連携システムとも共存しながら、がん連携診療推進のために必要な医師体制や受入可能病態、診療機能などの情報の相互提供、共同指導や連携診療に関する取り決め、患者情報共有(個人情報保護)のための取り決めなどを定めた「連携診療登録医制度」を設置し、平成21年7月までに200件を超える医療機関に登録いただいています。これは連携診療の充実の基盤となるもので、今後は連携先医療機関のがん医療研修や緩和ケア研修、がん在宅医療の後方支援などにも拡大して参りたいと考えております。
なお、ご登録いただかなくても患者さんの治療や検査のご紹介、当センターでの治療後の連携等についてはこれまでと変わりありませんが、前述のとおり各種情報の共有と保護を確保しながら、より緊密な連携診療を進めるためにご登録いただきますよう、お願い申し上げます。ご登録は随時受け付けておりますので、地域医療連携室までご連絡ください。
「登録医療機関申請書」を印刷の上、ご利用ください。
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