医療安全管理室

ご挨拶

平成23年4月に医療安全管理室が設置されました。診療担当副院長が室長として統括する院長直轄組織で、院内における医療安全対策及び感染防止対策を所管し、医療の安全や機能の向上に努めています。 また、医療安全管理室では、診療部、看護部、薬剤部、臨床検査部、放射線部、栄養管理部、事務部門など院内における全ての部門に対して組織横断的な活動を行い、医療事故防止対策、感染制御に関するリスクマネジメントを総括しています。

特徴・特色

【医療安全】

1. 医療安全管理責任者のもと、院内全体の安全活動を管理 また、リスクマネジャーが適切に業務を行えるように、協力体制を構築する
2. インシデント、事故報告制度等に基づき患者や職員の安全のための活動
3. 医療事故を起こした職員に対する精神的、心理的な支援
4. 医療安全管理のための委員会に関する活動
5. 医療安全管理のための指針やマニュアル作成
6. 医療安全活動に関する研修会の企画及び教育活動：
   安全に関わるトピックスや院内で起こった事故やヒヤリハット報告からの啓蒙活動等を紹介
7. 医療安全活動のための院内評価
8. 医療事故防止対策委員会、リスクマネジメント部会、医療機器安全管理部会で多職種と情報を共有し協力体制を構築する

【感染制御】

医師、看護師、薬剤師、検査技師で構成されたICT（Infection Control Team）およびAST（Antimicrobial Stewardship Team）と連携してチーム活動を行っています。

1. 医療環境からの感染防止対策：環境ラウンドと環境改善に向けた取り組み
2. 感染症患者への介入：感染防止対策と感染症診療の指導
3. 各種サーベイランス
4. 教育活動：院内セミナー、ICT＆ASTニュースの発行、マニュアル改訂等
5. 抗菌薬適正使用の推進
6. 職業感染防止対策の推進：針刺し切創事象、結核、インフルエンザ等
7. アウトブレイク発生時の早期対応：制圧に向けた現場対応と行政機関との連携
8. 地域医療機関・行政機関との連携：地域レベルでの感染対策の推進 など