看護外来

看護外来

ご挨拶

リンパ浮腫外来

概要

がんやその治療によってリンパ液の流れが悪くなり、手や足などに「むくみ」が生じることをリンパ浮腫といいます。リンパ浮腫外来はリンパ浮腫セラピストがおり、手や足などに「むくみ」が生じている患者さんに対して、セルフケアができるようにサポートする外来です。リンパ浮腫外来は当センターでがん治療を受けられている患者さんが対象となります。

業務内容

リンパ浮腫は手や足などがむくんで重だるかったり、皮膚が傷つきやすく、炎症を起こしやすかったり、関節が曲がりにくいなど日常生活に支障を来たすことがあります。しかし、早期にリンパ浮腫ケアを開始することで進行を防ぐことができます。リンパ浮腫の患者さんの悩みは各々違います。リンパ浮腫セラピストは患者さんと一緒に治療目標を設定し、患者さんが自分らしく生活しながら、セルフケアが継続できるように支援していきます。

乳腺看護外来

概要

乳腺看護外来では乳がんでの通院中の患者さんの治療と療養を支えるための、初診時から関わりこころのケアや生活環境を整え、よりよい治療ができるように全力でサポートしていきますので、どのような相談でもお気軽にお越しください。

業務内容
  • 対象
    通院中の乳腺外科、腫瘍内科、放射線治療科の乳がん患者さん
  • 外来開設日
    毎週木曜日 午後13時~16時
    • 状況によっては午前中も対応しています
    • 1回30分(1時間まで延長可能)
  • 担当者
    乳がん看護認定看護師
  • 主な相談内容
    • 手術にかかわる相談
    • 乳房債権や人工乳房、人工乳頭についての情報提供
    • 補正下着やパッドについての相談
    • リンパ浮腫外来への窓口
    • 治療に関する副作用対策についての相談
    • 治療中についての性の悩み
  • 受診方法
    • 主治医または看護師に受診希望を伝えてください
    • 診療予約・変更センターにて電話し、受診予約
  • 費用
    状況に応じて診療報酬加算があります。不明な点は担当看護師までお問い合わせください

特徴・特色

スキンケア外来

概要

スキンケア外来は、ストーマ(人工肛門・人工膀胱)を造設された方が日常生活で困らないように、装具の選択やスキンケアの指導を行っています。また、治療や病気によって皮膚や排泄に関する症状がある方の悩みを伺い、ひとりひとりの生活に合わせたケア方法の提案や日常生活のアドバイスをしています。

業務内容
  • 対象
    • ストーマ(人工肛門・人工膀胱)造設を行う患者さん
    • 化学療法や放射線治療に伴い、スキンケアを必要とする患者さん
    • 皮膚の症状や排泄に関する悩みを抱える患者さん
  • 外来開設日(予約制)
    月曜日 午前・午後
    火~金曜日 午前
  • 担当者
    皮膚・排泄ケア認定看護師
  • ケア内容
    • トーマケアの自立へ向けた支援
    • 化学療法・放射線治療による皮膚障害の予防・症状に対するケア
    • 慢性創傷や皮膚の症状、排泄に関わる悩みへの対応
    • 管理困難なストーマケアや褥瘡ケアの支援を訪問看護師に同行して行う

嚥下看護外来

概要

摂食・嚥下障害看護認定看護師が、症状に合わせた嚥下指導・嚥下訓練、食事形態や栄養摂取方法の相談、入院中に嚥下障害になった方の継続サポート、 在宅での生活支援をしています。

業務内容
  • 対象
    治療、通院されている患者さん
  • 外来開設日
    毎週水曜日 9:00~16:00(1人1時間枠)
  • ケア内容
    • 嚥下スクリーニング(問診、検査)・嚥下指導・嚥下訓練
    • 食事形態や栄養摂取方法の相談・指導
    • 入院治療中に嚥下障害になった方の継続サポート
    • 在宅での生活支援、メンタルサポートなどよろず相談
  • 受診方法
    完全予約制です。
    受診希望がありましたら、医師や看護師にお伝えください。

主な疾患

放射線治療看護外来

概要

放射線治療は、ほぼ全てのがんが対象になります。各々の治療目的に応じた治療中のQOLの維持を目標に掲げ、想定内の副作用で治療が完遂できるように支援しています。
また、治療後の残存する副作用や社会復帰までの支援を目的とした放射線看護外来が2012年に開設されました。以降、放射線治療を受ける患者さんの支援を、治療前、治療中、治療後を通し継続的に行っています。

業務内容
  • 対象
    放射線治療科を受診される方、放射線治療中または治療終了後の患者さん
  • 外来開設日
    毎週金曜日
  • 担当者
    がん放射線療法看護認定看護師
  • 主な相談内容
    • がんと診断されたところから治療方針の決定までの意思決定のサポート
    • 入院中に行っていた副作用ケアを退院後も継続していくサポート
    • 治療中、治療終了後の心と身体の症状をうまく付き合いながら元に戻していくサポート
  • 受診方法
    • 事前依頼:放射線治療医師、看護師にご相談下さい
    • 当日依頼:直接担当者にご連絡下さい

サポートケア看護外来

概要

がんかもしれないと来院された時から、患者さんやご家族は様々な場面でつらさやストレスを感じることがあります。患者さんやご家族のお話を伺いながら、からだやこころのつらさを和らげたり、治療の選択や治療をしながらその人らしく暮らしていけるよう、主治医や看護師等と協力しながら支援していきます。一人で抱え込まず、まずは声をかけてください。

業務内容
  • 対象
    通院中の患者さん、またそのご家族の方
  • 外来開設日
    9:00~16:00 予約制
    • 状況に応じて当日対応も行っております
  • 担当者
    がん専門がん看護師・緩和ケア認定看護師
  • 主な相談内容
    • 病気や治療に伴う気持ちのつらさが和らぐように努めます
    • 治療に伴う副作用や日常生活の問題について一緒に考えます
    • 治療選択や、今後の過ごし方、療養先について必要な情報をお伝えし、選択できるようお手伝いします
    • 経済的な問題やお仕事の相談には、他部門と連携しつつ対応します
    • 子どもや親に病気のことをどう伝えるかを一緒に考えます
  • 受診方法
    主治医や身近な看護師さんに受診希望をお伝えください
  • 費用
    状況に応じて診療報酬加算があります。不明な点は担当看護師までお問い合わせください。
    • 診断・治療方針の説明時:がん看護指導管理料 イ 500点/1回のみ
    • 看護師のみの面談:がん看護指導管理料 ロ 200点/6回まで

外来診療表

看護外来 1診 担当看護師 担当看護師 担当看護師 担当看護師 担当看護師