診療部の紹介 -放射線診断・IVR科-
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各種悪性腫瘍に対して、超音波、X線透視、CT、血管造影等の画像診断を利用した低侵襲な診断・治療技術であるインターベンショナルラジオロジー(IVR)を行っています。
2019年度IVR実績 (2019/4~2020/3) |
件数 | |
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肝動脈塞栓術(TACE/TAE/TAI) | 100 | |
CVポート留置 | 269 | |
CVポート抜去 | 46 | |
CTガイド下手技 | 124 | |
生検 | 76 | |
ドレナージ | 9 | |
内臓神経ブロック | 4 | |
VATSマーキング | 35 | |
下大静脈フィルター留置 | 7 | |
頭頸部動注療法 | 6 | |
バルーン下逆行性経静脈的塞栓術 | 3 | |
経皮経肝門脈塞栓術 | 1 | |
経カテーテル的止血術 | 1 | |
その他 | 7 |
2020年9月
下記の臨床研究を実施しています。
研究タイトル | |
1 | PET/CTと比較したZTE併用PET/MRIにおけるFDG集積を伴う肺病変の診断能に関する観察研究 |
【研究概要および利用目的】 神戸大学医学部附属病院放射線診断・IVR科では、PET/MRI一体型装置を用いたPET/MRI検査をRI検査室で行っています。 PET/MRI検査は2012年に本邦で保険適用となりましたが、世界でも新しい検査であるため、既に広く普及しているPET/CTに対して、特に肺病変の診断におけるPET/MRIの有用性の検証は未だなされていません。 そこで2019年3月19日から2024年3月31日の間に神戸大学医学部附属病院のPET/MRI検査または兵庫県立がんセンターのPET/CT検査を受けられた患者さんの画像データやカルテの情報を収集し、肺病変の良悪性鑑別におけるPET/MRIの正診率をPET/CTと比較することで、 PET/MRIの有用性を検証する研究を実施することといたしました。 詳しくはこちら |