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診療部の紹介

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標準治療・治療成績について

標準治療と治療成績

はじめに

 当科の診療の目標は「患者さん一人一人にとって最適な治療を提供すること」です。ガイドラインに沿った標準的治療を基本に、その一歩先を行く臨床試験や治験など最新の治療を積極的に取り入れ、できる限り多くの選択肢を提供していきます。治療の選択においては個々の患者さんにとってのメリットとデメリットを十分に吟味して最適と思われる治療をおすすめします。また、治療に伴う合併症の軽減にも力を入れています。高度な医療を行っても最終的に治癒が得られない場合もあり、悪性腫瘍の治療には緩和ケアが必ず必要になります。緩和ケアチームとも密に連携し、看護師・薬剤師・栄養士・ソーシャルワーカーなど多くの医療スタッフとともにチーム医療を実践しています。

はじめに

主要な疾患における当科の治療方針

婦人科主要疾患と、当科で行なっている取り組みを紹介します。

子宮頸がん

 子宮頸がんの90%以上はヒトパピローマウイルス(HPV)が原因で発生します。ほとんどの女性はたとえ子宮頸部にHPV感染が起こっても自己免疫力でウィルスを排除できます。しかし、一部の女性でHPVの持続感染が起こり、前癌病変である子宮頸部異形成を経て子宮頸がんに進行します。
 初期の子宮頸がんの治療方法は、基本的には手術療法が標準治療です。妊孕能温存の希望があり、基準を満たせば子宮を温存する術式(円錐切除術や広汎子宮頸部切除術)が可能です。温存の希望がない場合には広汎子宮全摘術が基本術式になります。
 広汎子宮全摘術は、子宮頸部周囲の組織を大きく切除する手術です。この切除範囲内には骨盤神経(排尿機能をコントロールする神経)が含まれており、術後に排尿障害を発症することがあります。多くの場合は一時的ですが、長期にわたり自己排尿が困難になる場合もあります。当科では、排尿障害の合併症を減少させるために、可能な限り神経温存の広汎子宮全摘術を行なっております。また、骨盤内のリンパ節切除も同時に行いますので、術後、下肢を中心にむくみが発生する場合があります(リンパ浮腫)。リンパ浮腫を発症した場合には、リンパ浮腫外来の案内や複合的理学療法を行うことでリンパ浮腫の改善に努めています。
 ある程度進行した子宮頸がんの場合には放射線治療が選択されます。放射線治療に化学療法を併用すること、子宮頸部に直接放射線をあてること(腔内照射や組織内照射)でより良好な治療成績が得られるようになりました。当科では、放射線科と婦人科が密に連絡を取り合いながら、協力して治療を行っています。
 進行あるいは再発の子宮頸がんの治療方法は全身治療である化学療法が主体となります。当科では分子標的治療薬(ベバシズマブ)を併用した化学療法を行うことで治療成績の向上を目指しています。また、局所治療が可能な状況にあれば、手術や放射線治療も取り入れる治療も行なっています。

子宮体がん

 子宮体がんに対する初回治療の中心は手術です。手術では子宮・卵巣・卵管の切除術を基本として、必要な場合には骨盤と腹部のリンパ郭清術を行います。近年、技術や手術機器の進歩により、手術時の患者さんの出血リスクや身体的負担が少なくなってきました。一般的には開腹手術が基本となりますが、当科では早期の子宮がんの方で進行期や組織型を考慮して、患者さんの身体的負担の少ない腹腔鏡による手術も施行しています。
 摘出した組織は病理組織検査で精査し、最終的な診断(進行期・組織型)を決定するとともに、再発のリスクを評価します。再発リスクが高い方には術後補助療法(多くの場合は抗がん剤治療)をお勧めしています。術後補助療法は、点滴による抗がん剤の投与(薬剤名:タキソール・カルボプラチン)を3週間毎に6回投与することをお勧めすることが多いです。
 手術と化学療法を実施するにあたって、臨床試験や治験などの試験的治療の選択肢を提示できる場合もあります。初回治療が終了した後は経過観察となり、再発していないか定期的に検査を行います。
 再発した際には、生命予後を延長するための化学療法をお勧めすることが多いですが、状態により手術や放射線の選択肢を提示できる場合や、ホルモン療法をお勧めする場合もあります。また、臨床試験や治験などの試験的治療の選択肢を提示できる場合があります。

 妊孕性(今後の妊娠の可能性)を温存することを希望される方には、年齢やリスクを考慮し、子宮内膜異型増殖症やごく初期の子宮体がんの方に限ってホルモン療法を行う場合があります。

卵巣がん
卵巣がんについて

 卵巣は通常、母指頭大の大きさで子宮の両側に位置する腹腔内の臓器です。

 卵巣をつくる主な組織には、卵巣の表面をおおっている表層上皮、卵子のもとになる胚細胞、性ホルモンを産生する性索間質があります。卵巣腫瘍はこれらすべてから発生するため、腫瘍が発生する組織によって大きく3つのグループに分けられます。また、卵巣腫瘍は良性、悪性だけでなく、これらの中間的な性格をもつ境界悪性腫瘍があり、卵巣腫瘍は非常に多種多様です。

①表層上皮性・間質性腫瘍
 卵巣腫瘍のうち、最も多い腫瘍です。また、悪性の卵巣腫瘍全体の約90%がこのタイプで、一般に「卵巣がん」はこの悪性腫瘍を指します。卵巣がんは症状に乏しく、見つかったときには60%以上の人は進行がんです。腹水からがんの診断がつくこともありますが、多くの場合は腫瘍が見つかっても手術前に組織を採取することが困難で、手術時に採取した腫瘍組織からがんの診断が確定することが一般的です。

②性索間質性腫瘍
 性索間質には様々な細胞が存在します。女性ホルモンを産生する莢膜細胞と顆粒膜細胞、男性ホルモンを産生するセルトリ・間質細胞、線維芽細胞などから成ります。それぞれ良性から悪性まで様々な腫瘍が発生します。治療の基本は手術です。

③胚細胞腫瘍
 胚細胞腫瘍は10代から20代に多く発生します。この悪性腫瘍は卵巣がんの5%程度ですが、若年者に発症することが問題です。しかし、抗がん剤が非常によく効くので、適切に治療を受ければ治る可能性が高く、状況によっては妊娠できる能力も残すこともできます。

卵巣がんの治療

 卵巣がんの治療の基本は手術と抗がん剤治療の組み合わせから成ります。手術でできる限り体内に残る腫瘍を少なくした上で、その後に半年程度かけて抗がん剤治療を行って再発のリスクを最小にします。一方、進行した卵巣がんにおいて初回の手術時に腫瘍の切除が困難な場合には、あえて無理な手術をせず抗がん剤投与を行った後に改めて根治を目指した手術を行うこともあります。こうすることで治癒の可能性を維持しつつ合併症を減らせることが確かめられています。
 初期の卵巣がんにおいては適切な手術を行えば、術後の抗がん剤治療を省略しても再発のリスクが上がらないと推測されます。そこで、当科では初期卵巣がんの患者さんを対象に術後の抗がん剤治療を省略する試みを行っています(臨床研究・臨床試験についての項を参照ください)。また、今後の妊娠を希望される患者さんには子宮と対側の正常卵巣の温存の試みも行っています(臨床研究・臨床試験についての項を参照ください)。この場合には術後の抗がん剤治療の省略はできません。
 卵巣がんの抗がん剤治療は臨床試験や新薬開発治験も含めて当科で責任を持って行いますが、一部の該当する患者さんには腫瘍内科の新薬開発治験への参加をお勧めする場合もあります。その際には担当医から詳しく説明させていただきます。
 卵巣がんの原因は生活環境による要因の他に遺伝による卵巣がんも注目されています。最近の研究の結果、14.7%の方が特定の遺伝子に病的変異がある遺伝性卵巣がんであることが分かりました。当院では遺伝外来も設けていますので、治療方針上必要な場合には遺伝外来も併せて受診いただき、本人だけでなく血縁者のがんの予防、治療の選択を提案させていただきます。気になる患者さんは担当医に相談してください。

内視鏡下手術

 従来、開腹手術(お腹を切って直視下で手術を行う方法)で手術は行われてきましたが、小さな傷からお腹の中にカメラ(内視鏡)と鉗子(手術の手となるもの)を入れて手術を行うことでより手術負担を軽くした低侵襲手術を当院でも取り入れています。現在、低侵襲手術として腹腔鏡とロボット支援下手術を行なっており、適応に応じて手術方法を選択しています。当院では良性疾患に対する腹腔鏡手術を2011年から導入し、2016年6月からは早期子宮体癌に対する腹腔鏡手術を保険診療下に開始、さらに2018年からは早期子宮頸癌に対する腹腔鏡手術と早期子宮体癌に対するロボット支援下手術を導入しました。現在、当院で行なっている腹腔鏡手術およびロボット支援下手術は以下の通りです。

① 子宮頸部異形成や子宮内膜増殖症などのいわゆる前がん病変での腹腔鏡下子宮全摘術

② 進行した卵巣がんでの腹腔鏡下腫瘍生検術
 開腹した場合に比べて、術後早期に抗がん剤の投与を開始できる利点があります。

③ 早期の子宮体癌に対する腹腔鏡下子宮悪性腫瘍手術・ロボット支援下手術
 これまで開腹下に行っていた子宮および卵巣・卵管の切除を腹腔鏡下やロボット支援下に行います。対象はIA期の患者さんです。

④ 早期子宮頸癌に対する腹腔鏡下手術
 これまで開腹下に行っていた子宮および卵巣・卵管、骨盤リンパ節の切除を腹腔鏡下に行います。対象はIA-IB1期の患者さんです。

⑤ 子宮筋腫や卵巣嚢腫などに対する腹腔鏡下手術
 悪性の可能性があると判断され当院に紹介になった方で、良性の可能性が高いと診断される場合には腹腔鏡手術を提案させていただくことがあります。

化学療法

 薬物療法は、がん治療においては、抗がん剤・ホルモン剤・免疫チェックポイント阻害剤等を使う治療の総称です。がんにともなう症状や治療に伴う症状を和らげる、鎮痛剤・制吐剤等の薬剤を使用することも薬物療法のひとつです。
 化学療法は、抗がん剤・ホルモン剤等を使う治療の総称です。外科手術療法と放射線療法は、局所的ながんの治療には強力です。しかし、放射線を全身に照射することは副作用が強すぎて不可能ですし、全身に散らばったがん細胞のすべてを手術で取り出すことはできません。それに対して化学療法は全身に薬をいきわたらせる治療法です。当科では、基本的には外来通院で化療法を行っています。副作用に対しての薬剤を予防的に使用しているため、非常に強い症状が出る方は少ないですが個人差があります。できるだけ副作用を抑えて治療を継続できるように心がけています。
 免疫チェックポイント阻害剤等を使う治療を免疫療法と呼んでいます。2019年に保険収載されたペムブロリズマブ(商品名キートルーダ)は免疫チェックポイント阻害剤のひとつです。広義の免疫療法には有効性が認められていない治療も含まれますが、当院では基本的には治療の有効性が認められた薬剤での治療法(保険収載された薬剤での診療)を行っています。
 当科では積極的に新薬の治験にも参加しています(臨床研究・臨床試験についての項を参照ください)。治験では、近い将来に婦人科がんで一般的に使用できるようになることが期待されている新薬の臨床研究を行っています。当科は国外の治験と国内の治験どちらにも登録しており、新薬が使うことができる場合は積極的に提案しています。

腹水濾過濃縮再静注法(cell-free and concentrated ascites reinfusion therapy : CART)

 婦人科がんが原因で癌性腹膜炎を来たし、癌性腹水が貯留することがしばしばあります。大量腹水貯留下では腹部膨満感や呼吸苦などにより食事摂取が不十分になり生活の質の低下を招き、積極的な抗癌剤治療の継続が難しくなることもあります。近年単なる腹水穿刺による排液ではなく、腹水濾過濃縮再静注法(cell-free and concentrated ascites reinfusion therapy : CART)が注目されています。CARTは腹水を穿刺後、腹水中の細菌や癌細胞を除去し、腹水濾過器によって余分な水分を除水後、有用な蛋白成分を点滴静注し体に戻します。大量の腹水の除去と血中蛋白の補給が同時に行える利点があります。当院では卵巣がんの患者さんを中心に年間100件以上のCARTを行っております。
CARTについて詳しくご覧になりたい場合にはhttp://www.cart-info.jpをご覧ください。

緩和医療

 病気の進行、再発・再燃時には治癒を目指すことは困難で、長期にわたって腫瘍の増殖を押さえ共存していくことが目標になることがあります。患者さんの生活の質をできるだけ落とさないよう配慮することで長期間の治療の継続が可能になります。当科では患者さんの病状や体調に応じて抗がん剤投与、手術、放射線治療を多面的に組み合わせて腫瘍の進行を押さえます。参加が可能な場合には新薬の開発治験をご紹介させていただくこともあります。いずれにしても患者さんのご希望に可能な限り沿えるように配慮していきます。

 病状や体調の悪化により治療の継続が患者さんのメリットにならないと判断される場合にはこちらから積極的な抗がん治療の継続をお勧めしないことがあります。治療のどの段階においても婦人科だけでなく院内の緩和ケアチームにも適宜相談し、症状緩和に最善を尽くします。ご自宅近くの病院で緩和医療を受ける必要が生じた際には対応していただける医療機関を責任をもってご紹介させていただきます。

診療実績(2019年8月更新)

 以下に最近の診療実績を紹介します。子宮頸がんの患者さんが減少傾向にある一方で、子宮体がん、卵巣がんの患者さんは増加傾向です。患者数全体としてはゆるやかな増加傾向にあり、手術件数、抗がん剤治療件数、放射線治療件数はいずれも徐々に増加しています。なお、以前は抗がん剤治療の一部を腫瘍内科にお願いしていましたが、最近は原則すべて婦人科で行うようになり、抗がん剤治療は著明に増加しています。

過去4年悪性腫瘍新規治療患者数(上皮内がん、境界悪性腫瘍、再発患者を除く)

  2014 2015 2016 2017 2018
子宮頸がん 140 94 115 130 128 607
子宮体がん 119 103 132 136 144 634
子宮肉腫 7 2 4 0 5 18
卵巣/卵管がん 59 57 68 65 82 331
腹膜がん 5 9 4 11 10 39
外陰がん 3 3 4 2 1 13
膣がん 2 4 1 5 1 13
絨毛がん 2 0 1 0 0 3
原発不明がん 2 0 2 3 0 7
339 272 331 352 371 1665

1. 子宮頸がん

進行期別生存曲線(2001~2011年治療例)

進行期別患者数の推移(CIN3、上皮内がんを含む)

進行期 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
CIN3 220 194 196 187 173
0期 112 95 80 57 32
Ⅰ期 72 42 50 65 64
ⅠA1 14 8 11 9 6
ⅠA2 5 2 1 2 3
ⅠB1 42 23 24 42 37
ⅠB2 10 9 14 12 18
Ⅱ期 37 31 33 37 33
ⅡA 6 7 6 5 8
ⅡB 31 24 27 32 25
Ⅲ期 17 11 21 19 18
ⅢA 1 0 0 5 3
ⅢB 16 11 21 14 15
Ⅳ期 14 10 11 9 13
ⅣA 6 3 3 3 3
ⅣB 8 7 8 6 10
合計 140 94 115 130 160

浸潤がん手術件数

子宮頸部円錐切除 腹式子宮全摘 腹腔鏡下子宮全摘 準広汎性子宮全摘 広汎性子宮全摘 広汎性子宮頸部切除
2014年 ⅠA期 3 12 0 4 0 0
ⅠB期 0 0 0 3 53 1
Ⅱ期 0 1 0 0 27 0
Ⅲ期 0 0 0 0 0 0
Ⅳ期 0 0 0 1 0 0
合計 3 13 0 8 80 1
2015年 ⅠA期 4 3 1 2 0 0
ⅠB期 0 0 0 2 26 3
Ⅱ期 0 0 0 0 42 0
Ⅲ期 0 0 0 0 0 0
Ⅳ期 0 0 0 0 0 0
合計 4 3 1 4 68 3
2016年 ⅠA期 2 6 1 3 0 0
ⅠB期 2 1 2 4 35 0
Ⅱ期 0 0 0 0 27 0
Ⅲ期 0 0 0 0 0 0
Ⅳ期 0 0 0 0 0 0
合計 4 7 3 7 62 0
2017年 ⅠA期 2 6 0 1 1 1
ⅠB期 0 0 0 5 45 1
Ⅱ期 0 0 0 0 17 0
Ⅲ期 0 0 0 0 0 0
Ⅳ期 0 1 0 0 0 0
合計 2 7 0 6 63 2
2018年 ⅠA期 3 3 1 2 0 0
ⅠB期 0 0 9 7 34 1
Ⅱ期 0 0 0 1 5 0
Ⅲ期 0 0 0 0 7 0
Ⅳ期 0 1 0 0 0 0
合計 3 4 10 10 46 1

放射線治療患者数

2014 2015 2016 2017 2018
根治照射 47 28 49 44 43 211
CCRT 36 18 35 33 34 156
RT単独 11 10 14 11 9 55
術後照射 13 12 10 13 18 66
CCRT 10 10 8 10 12 50
RT単独 3 2 2 3 6 16
姑息・再発照射 16 16 21 8 18 79
CCRT 9 14 15 2 4 44
RT単独 7 2 6 6 14 35
76 56 86 65 79 356

CCRT: 同時化学放射線療法、RT: 放射線療法

術前化学療法患者数

レジメン 2014 2015 2016 2017 2018
TC 2 0 0 0 0 2
ddTC 9 23 27 22 18 99
DC 1 1 1 0 0 3
その他 0 0 0 2 0 2
12 24 28 24 18 106

TC: パクリタキセル+カルボプラチン併用療法、ddTC: dose dense TC療法
DC: ドセタキセル+カルボプラチン併用療法
ddTP: dose dense TP療法(パクリタキセル+シスプラチン併用療法)

化学療法レジメン別患者数(CCRT、NACを除く)

レジメン 2014 2015 2016 2017 2018
TC 21 22 12 16 16 87
TC+Bev 0 0 10 26 2 38
TP 1 0 0 0 0 1
TP+Bev 0 0 1 0 0 1
DC 2 1 2 1 0 6
CPT-11+CDDP 2 4 3 1 8 18
CPT-11 4 2 5 9 0 20
Nedaplatin 2 1 3 9 0 15
その他 3 6 1 14 0 24
35 36 37 76 26 210

CCRT: 同時化学放射線療法、NAC: 術前化学療法、TC: パクリタキセル+カルボプラチン併用療法、Bev: ベバシツマブ、TP: パクリタキセル+シスプラチン併用療法、DC: ドセタキセル+カルボプラチン併用療法、CPT-11: 塩酸イリノテカンCDDP: シスプラチン

2. 子宮体がん

進行期別生存曲線(2001~2011年治療例)

進行期別患者数の推移(旧分類)

進行期 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
Ⅰ期 77 59 79 91 94
ⅠA 20 16 18 27 21
ⅠB 39 22 45 46 51
ⅠC 18 21 16 18 22
Ⅱ期 2 10 9 7 11
ⅡA 0 1 2 2 3
ⅡB 2 9 7 5 8
Ⅲ期 22 18 23 36 29
ⅢA 13 9 11 14 10
ⅢB 1 2 2 13 3
ⅢC 8 7 10 9 16
Ⅳ期 11 10 9 12 10
ⅣA 0 0 0 1 1
ⅣB 11 10 9 11 9

(亜分類不明)
0 0 0 0 0
肉腫/がん肉腫 14 8 16 7 5
合計 126 105 136 153 149

浸潤がん手術件数

子宮内膜掻爬 根治術(郭清なし/PLNのみ) 根治術(PLN+PAN) 根治術(腹腔鏡下) 試験開腹のみ
2014年 ⅠA・ⅠB期 3 20 41 2 0
ⅠC期 0 6 13 0 0
Ⅱ期 0 1 1 0 0
Ⅲ期 0 10 11 0 1
Ⅳ期 0 9 2 0 1
合計 3 46 68 2 2
2015年 ⅠA・ⅠB期 1 13 24 0 0
ⅠC期 0 8 14 0 0
Ⅱ期 0 3 9 0 0
Ⅲ期 0 10 9 0 0
Ⅳ期 0 8 3 0 1
合計 1 42 59 0 1
2016年 ⅠA・ⅠB期 2 24 26 15 0
ⅠC期 0 10 9 1 0
Ⅱ期 0 2 7 0 0
Ⅲ期 0 13 15 1 0
Ⅳ期 0 11 0 0 1
合計 2 60 57 17 1
2017年 ⅠA・ⅠB期 6 26 5 36 0
ⅠC期 0 9 2 7 0
Ⅱ期 0 4 2 1 0
Ⅲ期 0 13 9 3 0
Ⅳ期 0 3 0 0 1
合計 6 55 18 47 1
2018年 ⅠA・ⅠB期 4 14 5 49 0
ⅠC期 0 9 7 6 0
Ⅱ期 0 7 2 2 0
Ⅲ期 0 12 13 3 0
Ⅳ期 0 8 0 0 1
合計 4 50 27 60 1

PAN: 傍大動脈リンパ節郭清術、PLN: 骨盤リンパ節郭清術

化学療法レジメン別患者数

レジメン 2014 2015 2016 2017 2018
TC 54 46 60 60 64 284
ddTC 1 2 1 2 0 6
DC 2 1 6 5 1 15
AP 3 4 3 3 0 13
Adriamycin 0 5 8 11 0 24
Docetaxel 1 4 2 2 0 9
GD 2 1 3 0 0 6
その他 3 0 4 9 2 18
66 63 87 92 67 375

TC: パクリタキセル+カルボプラチン併用療法、ddTC: dose dense TC療法
DC: ドセタキセル+カルボプラチン併用療法、AP: ドキソルビシン+シスプラチン併用療法、GD: ジェムシタビン+ドセタキセル併用療法
ddTP: dose dense TP療法(パクリタキセル+シスプラチン併用療法)

3. 卵巣がん・卵管がん・腹膜がん

進行期別生存曲線(2001~2011年治療例)

進行期別患者数の推移

進行期 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
境界悪性 7 12 14 20 17
卵巣癌Ⅰ期 17 14 24 20 25
Ⅱ期 5 10 6 7 8
Ⅲ期 22 24 22 22 21
Ⅳ期 12 7 15 14 27
卵管癌 3 2 1 2 1
腹膜癌 5 9 4 11 10
合計 71 78 86 96 109

浸潤がん手術件数

NAC→IDS 試験開腹のみ 試験開腹→IDS PDS 姑息的手術 妊孕能温存
2013年 LPM 9 3 1
Ⅰ期 11 1 1
Ⅱ期 1 3 1 1
Ⅲ期 7 2 6
Ⅳ期 7 1 2 1
合計 14 1 5 30 5 3
2014年 LPM 4 3 2
Ⅰ期 17
Ⅱ期 5
Ⅲ期 4 2 3 11
Ⅳ期 4 3 1 1 1 1
合計 8 5 4 38 4 3
2015年 LPM 9 3 2
Ⅰ期 1 10 3 2
Ⅱ期 4 6
Ⅲ期 2 1 8 11 1 1
Ⅳ期 2 2 2 1
合計 4 3 15 37 7 5
2016年 LPM 1 1 10 3 3
Ⅰ期 21 3 3
Ⅱ期 6
Ⅲ期 1 7 12
Ⅳ期 7 1 2 1 2
合計 9 1 10 50 8 6
2017年 LPM 18 2
Ⅰ期 16 4
Ⅱ期 2 1 5
Ⅲ期 14 2 4 7 1
Ⅳ期 11 3 2 0
合計 25 4 8 48 1 6
2018年 LPM 16 1 2
Ⅰ期 24 1 2
Ⅱ期 8
Ⅲ期 12 1 2 9
Ⅳ期 14 4 2 4 1
合計 26 5 4 61 3 4

NAC: 主治療前化学療法、IDS: 中間腫瘍減量手術、PDS: 初回腫瘍減量手術、LPM: 境界悪性腫瘍

化学療法レジメン別患者数

レジメン 2014 2015 2016 2017 2018
TC 15 19 24 26 41 125
TC+Bev 0 0 8 3 0 11
ddTC 21 36 23 46 57 183
Weekly TC 1 1 0 2 6 10
DC 1 2 3 5 4 15
CPT-11+CDDP 0 1 1 1 1 4
BEP 1 3 1 1 1 7
PLD+CBDCA 0 2 3 10 1 16
GEM+CBDCA 0 2 2 1 0 5
GC+Bev 0 0 3 2 0 5
CBDCA単剤 0 0 2 7 1 10
PLD+Bev 1 0 7 5 0 13
GEM+Bev 1 6 5 3 1 16
Topo+Bev 0 1 2 1 0 4
PLD単剤 0 1 2 8 1 12
GEM単剤 1 2 6 5 1 15
Topo単剤 0 0 2 5 0 7
CPT-11単剤 1 1 5 3 1 11
Bev単剤 0 1 1 0 0 2
その他 1 1 2 9 0 13
44 79 102 143 116 484

TC: パクリタキセル+カルボプラチン併用療法、Bev: ベバシツマブ、ddTC: dose dense TC療法、DC: ドセタキセル+カルボプラチン併用療法、CPT-11: 塩酸イリノテカン、CDDP: シスプラチン、BEP: ブレオマイシン+エトポシド+シスプラチン併用療法、PLD: リポソーム化ドキソルビシン、CBDCA: カルボプラチン、GEM: ジェムシタビン、GC: ジェムシタビン+カルボプラチン併用療法、Topo: トポテカン

臨床研究について

  当科では最新の治療をみなさまに提供することを目的として「臨床研究」を積極的に行なっています。「臨床研究」とは人を対象として行われる医学研究全般のことをいいます。現在行われている治療法の改善点を検証すること、疾病の原因や病態生理を解明すること、患者さんの生活の質向上のための方法を探索することなどを目的に行われ、すでに治療が終了した患者さんの情報を振り返って調査する研究と新たに治療を開始する患者さんを対象とするものの双方を含みます。「臨床試験」は「臨床研究」の中で、特に新たに治療を開始する患者さんを対象に新しく考案された治療法や新しい薬が病気に対して有効かどうか、安全かどうかを実際に患者さんに協力していただいて調査する研究をいいます。さらに「臨床試験」の中で新規治療の保険承認を目的として行われる研究を「開発治験」と呼んでいます。
 現在、日本および世界の婦人科がんの研究グループと協力し、多数の臨床試験を行っています。当科で治療を受けられる患者さんに疾患に対する現在の標準治療を提示すると同時に新薬の開発治験を含む臨床試験に参加していただくよう提案をさせていただくことがあります。説明をよくお聞きになった上で、患者さんご自身が納得できる治療を選択できるようしっかりサポートさせて頂きます。
 ご不明な点がございましたら、遠慮なく担当医にお尋ね下さい。

 当科が参加している臨床試験グループは次の通りです。
北関東婦人科がん臨床試験機構 (略称;GOTIC) http://www.gotic.jp/
 北関東地区を中心とした婦人科がんを治療する拠点病院で構成される臨床試験グループで、多くの国際共同試験を行っています。主な参加施設は当センターのほかに愛媛大学、鹿児島大学、国立がん研究センター中央病院、群馬県立がんセンター、群馬大学、埼玉医科大学国際医療センター、埼玉医科大学総合医療センター、自治医科大学、筑波大学、独協医科大学、防衛医大などです。
三海婦人科がん研究グループ (略称;SGSG) http://www.sgsg.biz/
 中四国地方の病院を中心とした35施設からなる臨床試験グループです。主な参加施設は当センターのほかに愛媛大学、岡山大学、四国がんセンター、島根医科大学、徳島大学、鳥取大学、姫路赤十字病院、広島市民病院、広島大学、山口大学などです。
日本臨床腫瘍研究グループ (略称:JCOG)  http://www.jcog.jp
 国立がん研究センター研究開発費(旧がん研究助成金)研究班を中心とする共同研究グループで、国立がん研究センター研究支援センターが研究を直接支援する研究班の集合体です。がんに対する標準治療の確立と進歩を目的として様々な研究活動(多施設共同臨床試験)を行っています。
婦人科悪性腫瘍化学療法研究機構 (略称;JGOG) http://www.jgog.gr.jp/
 230施設以上で構成される国内最大の婦人科がんの臨床試験グループです。国内の主な施設はほとんどが参加しています。

現在実施中の臨床研究・臨床試験

現在参加可能、あるいは近日中に登録開始予定の主な臨床試験は次の通りです。

1.子宮頸がん
対象疾患 試験名 試験形態
(運営組織)
子宮頸癌
Ⅰb2-Ⅳa期
(同時放射線化学療法併用療法後)
局所進行子宮頸癌根治放射線療法施術に対するUFTによる補助化学療法のランダム化第Ⅲ相比較試験(LUFT試験/GOTIC-002)登録終了 国内多施設共同
第Ⅲ相比較試験(婦人科がん臨床試験コンソーシアム GOTIC)
子宮頸部異形成
子宮頸癌
思春期女性へのHPVワクチン公費助成開始後における子宮頸癌のHPV16/18陽性割合の推移に関する長期疫学研究(MINT project)(第Ⅲ期;2020年4月-2021年3月) 国内多施設共同
長期疫学研究(筑波大学、公益財団法人国際科学振興財団)
担当:山本
腫瘍径2cm以下の
子宮頸癌IB1期
腫瘍径2cm以下の子宮頸癌IB1期に対する準広汎子宮全摘術の非ランダム化検証的試験(JCOG1101試験)登録終了 国内多施設共同
検証的試験(日本臨床腫瘍研究グループ JCOG)
担当:長尾
進行・再発子宮頸癌 進行・ 再発子宮頸癌に対するPaclitaxel_Carboplatin_bacizumab併用療法の有効性に関する第Ⅱ相試験(JGOG1079試験)登録終了 国内多施設共同 
第Ⅱ相試験(婦人科悪性腫瘍研究機構 JGOG)
担当:長尾、鈴木
子宮頸癌 HPV関連子宮頸癌とフィラグリン遺伝子変異との関連性の検討
本研究は子宮頸癌の診断のもと当センター婦人科で実施された手術標本または生検標本を用いて実施されます。研究に参加を拒否される方はご遠慮なくお申し出ください。それにより診療上の不利益を被ることは全くありません。
院内試験
観察研究
(兵庫県立がんセンター)
担当:北井
子宮頸癌 転移性(IVB期)、残存、又は再発性の子宮頸癌患者を対象に、プラチナ製剤とパクリタキセルを含む化学療法にベバシズマブ、アテゾリズマブとの併用と、プラチナ製剤とパクリタキセルを含む化学療法とベバシズマブとの併用を比較する多施設共同ランダム化第Ⅲ相試験(BEATcc試験) 国際多施設共同
第Ⅲ相試験(婦人科悪性腫瘍研究機構 JGOG)
子宮頸癌、子宮頸部異形成 血漿中細胞外RNA(ExRNA)プロファイルに基づく、新規癌診断補助人工知能(AI)の開発研究(PFDeNA形成試験)登録終了 国内企業研究
開発研究(PFDeNA)
担当:長尾
子宮頸癌
Ⅰa-Ⅲb期の治療後
初発子宮頸がん患者を対象とした治療後のセクシュアリティの変化に関する前向きコホート研究(JGOG 9004) 国内多施設共同
コホート研究(婦人科悪性腫瘍研究機構 JGOG)
担当:松岡、北井
2.子宮体がん
対象疾患 試験名 試験形態
(運営組織)
子宮体癌 リンパ節転移リスクを有する子宮体癌に対する傍大動脈リンパ節郭清の 治療的意義に関するランダム化第Ⅲ相試験(JCOG1412試験) 国内多施設共同
第Ⅲ相試験(日本臨床腫瘍研究グループ JCOG)
担当:松岡
3.卵巣がん、卵管がん、腹膜がん
対象疾患 試験名 試験形態
(運営組織)
卵巣明細胞腺癌IA期
他の組織型の上皮性卵巣癌IC期(片側性)グレード1/2
上皮性卵巣癌の妊孕性温存治療の対象拡大のための非ランダム化検証的試験(JCOG1203試験) 国内多施設共同
コホート研究(日本臨床腫瘍研究グループ JCOG)
担当:北井
上皮性卵巣癌 再発婦人科癌における無症候性深部静脈血栓症診断(D-diReC試験) 院内試験
前向き観察研究(兵庫県立がんセンター)
担当:長尾、矢野
卵巣明細胞癌 TFPI2(tissue factor pathway inhibitor-2)の卵巣明細胞癌特異的新規腫瘍マーカーとしての有用性に関する多施設共同研究 国内企業研究
開発研究(東ソー)
担当:長尾
上皮性卵巣癌
Ⅰ期
ステージング手術が行われた上皮性卵巣癌Ⅰ期に おける補助化学療法の必要性に関する ランダム化第Ⅲ相比較試験(JGOG3020試験) 国内多施設共同
第Ⅲ相試験(婦人科悪性腫瘍化学療法研究機構 JGOG)
担当:塩﨑
上皮性卵巣癌、卵管癌、腹膜癌 PAOLA-1試験(オラパリブ+ベバシツマブ併用維持療法の第Ⅲ相試験)登録終了 国際多施設共同
第Ⅲ相試験(婦人科がん臨床試験コンソーシアム GOTIC)
担当:長尾
FIGO の I 期~ IV 期の上皮性卵巣癌、原発性腹膜癌、又は卵管癌が組織学的に確定されている新規診断症例 卵巣癌に対する横断研究:BRCA遺伝学検査に関する研究 登録終了 国内多施設共同
観察研究(婦人科悪性腫瘍研究機構 JGOG)
担当:長尾
卵管癌明細胞癌 卵管癌明細胞癌特異的新規腫瘍マーカーの後ろ向きコホート研究(TFP12after試験)
詳細はこちら
国内企業研究
開発研究(東ソー)
担当:長尾
卵管癌、卵管癌、腹膜癌 BRCA関連バイオマーカー(Mutational Signature-based Biomarker: MSBM)の探索研究(東大MSBM試験) 国内多施設共同
探索研究(東京大学)
担当:長尾
高異形度卵巣癌 総合型ゲノム解析によるトランスレーショナルリサーチを用いた、高異形度卵巣癌患者を対象としたオラパリブ維持療法に関する多施設共同第Ⅱ相臨床試験(オラパリブ第Ⅱ期試験) 国内多施設共同
第Ⅱ相試験(東京大学)
担当:長尾
卵管癌、卵管癌、腹膜癌 婦人科がんにおけるDNA相同組換え修復機能不全の評価法の確立
詳細はこちら
国際多施設共同
探索研究(埼玉医科大学国際医療センター)
担当:長尾
卵管癌、卵管癌、腹膜癌 進行上皮性卵巣癌における主治療前化学療法および腫瘍減量手術の適用に関する後方視的調査(GOTIC-019)
詳細はこちら
国内多施設共同
後ろ向きコホート研究(婦人科がん臨床試験コンソーシアム GOTIC)
担当:長尾
卵管癌、卵管癌、腹膜癌 進行上皮性卵巣癌に対する術前化学療法の至適レジメンに関する後方視的検討(SGSG-017)
詳細はこちら
国内多施設共同
後ろ向きコホート研究(三海婦人科がんスタディグループ SGSG)
担当:長尾、澁谷
4.その他
対象疾患 試験名 試験形態
(運営組織)
子宮体がん、子宮頸がん、卵巣がん・卵管がん・腹膜がん 婦人科悪性腫瘍患者の静脈血栓症に関する多施設共同前向き登録研究および単群検証的臨床試験(GOTIC-VTE・GOTIC-015試験) 国内多施設共同
前向き登録研究(婦人科がん臨床試験コンソーシアム GOTIC)
担当:長尾、矢野
子宮体がん、子宮頸がん、卵巣がん・卵管がん・腹膜がん 進行・再発婦人科癌に対する腹水濾過濃縮再静注法施行時のQOL評価 院内試験
コホート研究(兵庫県立がんセンター)
担当:長尾、山本
子宮体がん、子宮頸がん、卵巣がん・卵管がん・腹膜がん 兵庫県立がんセンター婦人科受診者を対象とした研究基盤としての血液および組織バンキング
詳細はこちら
院内研究(兵庫県立がんセンター)
担当:長尾、須藤

実施中の開発治験については以下を参照ください。

治験・製造販売後臨床試験情報

兵庫県立がんセンターで実施されている治験・製造販売後臨床試験一覧からご確認いただけます。

※臨床試験への参加をご希望された場合でも以前に受けられた治療内容や病状、検査結果によっては参加できない場合もあります。詳しくは担当医または各試験の問い合わせ担当者にお尋ねください。

最後に

 当科のホームページをご覧いただきありがとうございます。当科の診療内容について最新の情報を広く理解していただけるようできるだけ分かりやすい記載を心がけています。
ご質問、ご意見等がありましたら管理責任者(長尾nagao@hp.pref.hyogo.jp)までお知らせください。

2020年4月