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整形外科

診療カレンダー

 
整形外科 1診 藤田 藤本 藤田 藤本
2診 藤本(A) 森下(A) 森下 藤田(A)

概要

整形外科では良性及び悪性の骨腫瘍と軟部腫瘍の診断と治療を行っています。骨腫瘍は骨に発生する腫瘍で、原発性骨腫瘍、骨腫瘍類似疾患、転移性骨腫瘍が含まれます。軟部腫瘍は筋肉、皮下組織、神経などに発生する腫瘍で原発性軟部腫瘍、転移性軟部腫瘍に分類されます。

骨・軟部腫瘍は稀な病気で日本での発生率は原発性悪性骨腫瘍(骨自身から発生するタイプ)が100万人に4人、悪性軟部腫瘍が10万人に1人です。さらに良性、悪性を合わせると骨腫瘍が約50種、軟部腫瘍が約100種と種類が多いため、診断や治療が難しく骨軟部腫瘍専門施設での診療が必要とされています。

整形外科では、旧成人病センター時代より、30年以上にわたって骨・軟部腫瘍に特化した診療を行っており、県下でも有数の症例数を経験しています。さらに、がん診療の専門家が揃うがん診療拠点病院の特性を生かし、放射線科診断科、放射線治療科、病理診断科、形成外科、腫瘍内科などの診療科をはじめ、看護師、理学療法士、作業療法士、薬剤師などの協力のもとチーム医療で骨・軟部腫瘍の診断、治療にあたっております。

原発性の悪性骨腫瘍・軟部腫瘍(肉腫)の治療は手術を中心に抗癌剤、放射線治療を組み合わせて行います。手術では腫瘍を共に周りの骨や筋肉を大きく切除します。その結果生じた組織の欠損を人工関節や、別の筋肉を利用して再建します。その後はできるだけ早く社会復帰できるようリハビリテーションを行います。

珍しい原発性悪性骨腫瘍に対して、最も多い悪性骨腫瘍は転移性骨腫瘍(内臓などの癌が骨に転移するタイプ)です。転移性骨腫瘍は背骨、腰、骨盤、大腿骨によく起こり、骨が弱くなって痛みが出たり、骨折することもあります。転移性骨腫瘍の治療は患者さんの状態に応じて薬物療法、放射線治療、手術を組み合わせて行います。整形外科は元々の癌の主治医と協力して、転移性骨腫瘍の診断、骨折の危険性の評価、治療法(薬、放射線治療、手術)の選択、コルセットや杖などを用いた骨折の予防、また骨折が起こった時の手術を担当しています。

当科を受診される方へ

整形外科では充分なインフォームドコンセントを行った上で治療を行っています。 病気の情報については原則として良性・悪性を含め全てお伝えしています。その上で考えられる治療法、予想される治療効果、副作用、合併症、治療の見込みなど説明します。それらの内容をご理解頂いた上で患者さんに最適な治療法を選んで頂き、ご希望に沿った治療が行えるよう努めています。また治療法を迷われる場合はセカンドオピニオンとして他の医療施設の専門医の意見を聞いて頂く事もできますので、ご遠慮なくご相談ください。 前述の通り当科では骨・軟部腫瘍の診療を専門に行っています。したがって診察の結果、その他の整形外科疾患(骨折、変形性関節症、関節リウマチ、頚椎症、腰椎症など)とわかった場合は他の医療機関に紹介させていただきます。

当科を受診される方へ

紹介元の先生方へ

整形外科では良性、悪性、原発性に関わらず全ての骨・軟部腫瘍に対応致しております。骨・軟部腫瘍は良悪性の鑑別、外傷、炎症性疾患などとの鑑別を含め臨床、画像、病理診断に難渋するケースが少なくありません。診断、治療方針に迷われる症例があればご遠慮なくご紹介、ご相談いただければ幸いです。

小児患者について:
がんセンターの診療対象年齢は15歳以上ですが、整形外科では外来診療は出来る限り年齢に制限なく対応するよう心がけております。入院治療は一人で入院生活を送れる年齢であること(おおよそ小学校校高学年以上)が前提となります。外来、入院治療ともに当院で対応が難しい小児患者については専門他施設に紹介させていただくことがあります。

スタッフ

スタッフ 資格等 主な所属学会
藤田 郁夫
医療安全部部長
整形外科部長(科長)
1991年卒
日本整形外科学会認定 整形外科専門医 日本整形外科学会
日本整形外科学会認定 脊椎脊髄病医
日本整形外科学会認定 リウマチ医
中部日本整形外科災害外科学会 評議員 中部日本整形外科災害外科学会
骨軟部肉腫治療研究会
藤本 卓也
整形外科部長
1995年卒
日本整形外科学会認定 整形外科専門医 日本整形外科学会
中部日本整形外科災害外科学会
日本中性子捕捉療法学会
骨軟部肉腫治療研究会
森下 雅之
整形外科医長
2008年卒
日本整形外科学会認定 整形外科専門医 日本整形外科学会
  中部日本整形外科災害外科学会
  日本リハビリテーション医学会
重本 理花
整形外科専攻医
2015年卒
  日本整形外科学会
  中部日本整形外科災害外科学会
   

2018年4月