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消化器内科

診療カレンダー

 
消化器内科 1診 津田 井口 三木(生) 津田 山本(佳)
2診 山本(佳) 坂本 坂井 津村 坂本
3診 坂井 徳山 西川 櫛田 三村
4診 三木(生)   (午前)
三村
徳山 (午後)
津村

概要

消化器がんの診断(早期診断と病期診断)と治療(がん化学療法・内視鏡治療・エコー下治療)の臨床的展開

当科を受診される方へ

兵庫県立がんセンター消化器内科では、消化器がんについてのあらゆる内科診断および治療を行っております。

具体的には最新の内視鏡機器を用いた微小がんの早期診断、特殊光・拡大観察も併用した深達度診断により、病態を精緻に診断しています。

早期がんに対しては、内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)をはじめとする様々な内視鏡治療、肝疾患については超音波ガイド下での穿刺局所療法など、常に臓器温存を目指した治療を行っています。

手術が難しい消化器進行がんに対する薬物療法(抗がん剤治療)は、すべて消化器内科が行っています。豊富な経験、様々な症状にたいする処置、心のケアも含め、患者さんにとって必要なものすべてに対応できる体制を整えております。

「消化器のがん、あるいは疑い」と言われたら、ぜひ当科にご相談ください。

当科を受診される方へ

特徴・特色、診療実績

来院された患者さんには現在の病状や、治療法の選択肢について時間をかけて納得がいくまでお話をします。そのうえで、患者さんにとってベストな診療を一緒に考えていきます。

内視鏡診断分野では、NBI搭載内視鏡システムを5台常設しており、拡大観察、特殊光観察により、消化器の微小がんの診断と病変の広がり、深達度の精緻な診断が可能となっています。内視鏡治療としては、ESDをこれまで食道がんは250病変、胃がんは1,100病変を越える症例に行っています。またさらに積極的な適応拡大も行っておりますが、最長14年を越える症例を含めて、適応拡大症例に再発は見られておりません。

胆道がんや膵がんにおいては、ERCPならびに超音波内視鏡(EUS)関連処置を駆使することにより、他院にて診断がつかなかった症例や複雑な胆道ドレナージを要するような症例にもあらゆる対応が可能です。特にEUSは年間約350件、超音波内視鏡下生検(EUS-FNA)関連処置は約100件施行しており、詳細な病変の進展範囲診断と確実な病理学的診断ができる体制が整っており、各々の症例に応じた、より適切な治療方針の選択ができるように努めています。

肝がんについては放射線診断科と共に、ガイドラインに準拠して、肝動脈化学塞栓療法(TACE)、あるいは穿刺局所療法(経皮的にラジオ波焼灼療法:RFA、経皮的エタノール注入;PEI)、そして全身化学療法を行っています。また放射線治療や粒子線治療を希望される場合には専門診療科への紹介もしております。

進行したあらゆる消化器がんに対して、ガイドラインに順じ、最大の効果が期待できるように、安全に十分配慮しながら、全身化学療法を行っています。食道がんにおいては化学放射線療法を行うことで、多数の完治例を経験しています。また切除不可能な大腸がんも、新規抗がん剤の効果的な導入で縮小が得られ、外科切除(コンバージョン治療)可能となるケースも見られています。

標準治療だけではなく、新しい治療開発を行うため、多施設共同研究グループ(日本臨床腫瘍グループ:JCOG、西日本がん研究グループ:WJOG)などに積極的に参加し、臨床試験を多数行っています。また将来有望な新薬治験(本邦未承認薬剤を使用する治療)にも積極的に参加することで、よりよい治療の確立に常に貢献すると同時に、患者さんに新たな治療の選択肢も提供しています。

治療開始は安全かつ安心に行えるよう短期間の入院で行い、その後は外来にて抗がん剤治療(外来化学療法)を行っています。これは患者さんができるだけ早く普段に近い生活がおくれるようになっていただくためです。また患者さんが安心して治療を継続できるように、ご自宅に近い病院や医院との連携に取り組んでいます。また同時にがんに伴う症状に対する治療や緩和ケアのサポートも治療開始時より積極的に行っています。

各がん種の化学療法の診療実績として、新規化学療法導入を行った患者数、および外来化学療法(点滴)治療数(のべ数)を下に示します。

新規化学療法導入患者数

2014年 2015年 2016年
食道がん 49 65 56
胃がん 57 74 59
大腸がん 85 65 55
膵・胆道がん 52 43 52
外来化学療法数 3584 3601 3644

今後の展望

紹介元の先生方へ

兵庫県立がんセンター消化器内科では、最先端の医療機器を駆使し、消化器がんの早期診断と、内視鏡的治療・超音波ガイド下治療などによる臓器温存治療を目指しています。また手術が難しい進行がんに対して、全身化学療法を中心とした抗がん治療を行っております。

また、本邦における消化器がんの標準的治療の確立のため、倫理的に十分な配慮を払いつつ新たな治療開発(臨床試験、新薬治験)にも携わっています。ご協力をお願いすることもあろうかと思いますが、どうかよろしくお願い申し上げます。

トピックスなど

スタッフ

スタッフ 資格等 主な所属学会
井口 秀人
副院長(診療担当)
消化器内科部長
1975年卒
日本内科学会認定医 日本内科学会
日本消化器病学会 指導医・専門医 日本消化器病学会
日本消化器内視鏡学会 指導医・専門医 日本消化器内視鏡学会
日本消化管学会 専門医 日本消化管学会
津田 政広
部長(内視鏡・超音波担当)
消化器内科部長(診療科長)
1991年卒
日本内科学会総合内科専門医 日本内科学会
日本消化器病学会学術評議員・指導医・専門医 日本消化器病学会
日本消化器内視鏡学会 専門医・指導医 日本消化器内視鏡学会
がん治療認定医 日本がん治療学会
  日本臨床腫瘍学会
  日本肝臓病学会
  日本胃がん学会
  日本糖尿病学会
  日本静脈経腸栄養学会
  日本緩和医療学会
三木 生也
消化器内科部長
1997年卒
日本内科学会認定医・総合内科専門医 日本内科学会
日本消化器病学会 専門医・指導医 日本消化器病学会
日本消化器内視鏡学会 専門医・指導医 日本消化器内視鏡学会
胃腸科認定医・専門医・指導医 日本消化管学会
がん治療認定医 日本がん治療学会
ピロリ菌感染症認定医 日本ヘリコバクター学会
  日本臨床腫瘍学会
  日本胆道学会
  日本膵臓学会
山本 佳宣
消化器内科部長
1998年卒
日本内科学会総合内科専門医 日本内科学会
日本消化器病学会・指導医・専門医 日本消化器病学会
日本消化器内視鏡学会 評議員・指導医・専門医 日本消化器内視鏡学会
日本消化管学会 指導医・専門医 日本消化管学会
食道がんPDT認定医 日本光線力学学会
日本レーザー医学会関西支部評議会 日本レーザー医学会
  日本がん治療学会
  日本食道学会
  日本胃がん学会
坂本 岳史
消化器内科医長
2001年卒
日本内科学会総合内科専門医 日本内科学会
日本消化器病学会 専門医 日本消化器病学会
日本消化器内視鏡学会 専門医 日本消化器内視鏡学会
  日本がん治療学会
がん薬物治療指導医・専門医 日本臨床腫瘍学会
日本肝臓病学会 専門医 日本肝臓病学会
  日本胃がん学会
  日本食道学会
  日本超音波医会
がん治療認定医
  日本緩和医療学会
津村 英隆
消化器内科医長
2002年卒
日本内科学会総合内科専門医 日本内科学会
日本消化器病学会 専門医 日本消化器病学会
日本消化器内視鏡学会 専門医・指導医 日本消化器内視鏡学会
  日本臨床腫瘍学会
日本肝臓学会専門医 日本肝臓病学会
がん治療認定医 日本がん治療学会
  日本胆道学会
  日本膵臓学会
櫛田 早絵子
消化器内科医長
2003年卒
日本内科学会 認定医 日本内科学会
日本消化器病学会 専門医 日本消化器病学会
日本消化器内視鏡学会 専門医 日本消化器内視鏡学会
  日本がん治療学会
  日本糖尿病学会
三村 卓也
消化器内科医長
2003年卒
日本内科学会総合内科専門医 日本内科学会
日本消化器病学会 専門医 日本消化器病学会
日本消化器内視鏡学会 指導医・専門医 日本消化器内視鏡学会
インフェクションコントロールドクター 日本臨床腫瘍学会
がん治療認定医 日本がん治療学会
  日本化学療法学会
坂井 文
消化器内科医長
2003年卒
日本内科学会総合内科専門医 日本内科学会
日本消化器病学会 専門医 日本消化器病学会
日本消化器内視鏡学会 指導医・専門医 日本消化器内視鏡学会
  日本臨床腫瘍学会
がん治療認定医 日本がん治療学会
  日本肝臓病学会
  日本胆道学会
  日本食道学会
  日本胃がん学会
徳山 長裕
消化器内科医長
2009年卒
日本内科学会認定医 日本内科学会
日本消化器病学会専門医 日本消化器病学会
  日本消化器内視鏡学会
がん治療認定医 日本がん治療認定医機構
  日本胃癌学会
  臨床腫瘍学会
西川 倫子
消化器内科医長
2010年卒
日本内科学会 認定医 日本内科学会
日本消化器病学会 専門医 日本消化器病学会
日本消化器内視鏡学会 専門医 日本消化器内視鏡学会

2018年6月