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歯科口腔外科

診療カレンダー

 
歯科口腔外科 1診 松井 赤澤 重田 重田
2診 赤澤、
重田・綿越
重田、
松井・綿越
赤澤、
重田・綿越
松井、綿越

概要

口腔外科ではスタッフ2名、専攻医2名、病床8床で、年間約170名の入院患者、150例の全身麻酔手術を施行しています。

特徴・特色

  1. 口腔がんは口腔にできるがんで全がんの数%と言われています。アルコール、タバコの影響が強いがんですが、関係ないものもあり近年増加傾向です。その治療は第一に手術ですが、食べる、しゃべる、顔貌など重要な社会的因子が関わっています。代表例は舌がんですが、歯肉がん、頬粘膜がん、口腔底がんなど口腔の部位に様々ながんが発症します。
  2. 口腔外科では口腔がんに対してNCCNガイドラインに基づいて外科的治療を頭頚部外科、形成外科の協力の下に積極的に施行しています。治療の目標は根治性の向上を第一に考え切除を行った後に各種皮弁、筋皮弁骨皮弁(前腕皮弁など大半は血管柄付遊離皮弁でマイクロサージャリーを利用)による再建を行い(形成外科)、術後の口腔機能の維持に留意しています。 これらの治療については関係する頭頚部外科、形成外科、放射線科、病理専門医と定期的なカンファレンスを開催して治療の選択を常におこなっており、その時に患者の意向、社会的事情、年齢なども十分考慮しています。
    過去27年間で約1000例の口腔がん症例の治療を行い、口腔がんのうち最も多い舌がん400例で、StageⅠ:94.2%、StageⅡ:89.3%、StageⅢ:79.9%、StageⅣ:51.1%(22例)5年生存率の治療成績を得ています。
    また当科は日本口腔外科学会の指定研修施設の指定を得ており悪性腫瘍以外の口腔外科疾患に対しても治療を行っております。顎骨内のう胞や良性腫瘍、口腔粘膜疾患、前がん病変、埋伏智歯の抜歯、有病者の観血的歯科治療(心疾患・糖尿病患者などの抜歯)も行っています。最近では、悪性腫瘍に伴う高カルシウム血症、多発性骨髄腫や乳癌、前立腺癌などの溶骨性骨転移、骨粗鬆症に対して、骨関連事象(骨痛や病的骨折)の予防、治療に用いられる、ビスフォスフォネート(BP)製剤投与患者における顎骨壊死(Medication-Related Osteonecrosis of the Jaw, MRONJ)が問題となっております。当科ではガイドラインに沿った治療を行っております。地域の歯科医師会と病診連携体制を図り円滑な診療を行っております。また、頭頸部がん、消化器がん、呼吸器がんの術前、化学療法や放射線治療を行う患者の口腔ケア・NSTにも力を入れています。研究面では、口腔前癌病変の悪性転化の検討、進行がんの根治性の向上のための集学的治療、化学・放射線治療(とくにIMRT)を併用した縮小手術、今後増加が予想される高齢者口腔がんに対する治療、終末期医療に対するアプローチ、粒子線治療の導入などが挙げられます。

当科を受診される方へ

当科を受診される方へ

紹介状の持参が原則ですが、紹介状なしでも診療可能です。(初診予約は地域連携室を通じてして頂いても、して頂かなくても可能です)

紹介元の先生方へ

上記の通りですが、処置が当日必要(希望)とされる方は地域連携室で予約をお願いできれば幸いです。

スタッフ

スタッフ 資格等 主な所属学会
赤澤 登
歯科口腔外科部長(診療科長)
1979年卒
日本口腔外科学会指導医・専門医 日本口腔外科学会
日本頭頸部癌学会
日本口腔腫瘍学会評議員 日本口腔腫瘍学会
日本がん治療認定医機構暫定教育医(歯科口腔外科)  
日本口腔腫瘍学会暫定口腔がん指導医  
重田 崇至
歯科口腔外科医長
2003年卒
日本口腔外科学会 指導医・専門医 日本口腔外科学会
日本頭頸部癌学会
日本口腔腫瘍学会 口腔がん専門医 日本口腔腫瘍学会
日本顎顔面補綴学会
日本がん治療認定医機構
がん治療認定医(歯科口腔外科)
松井 太輝
歯科口腔外科フェロー
2009年卒
口腔外科認定医 日本口腔外科学会
日本口腔科学会
日本頭頸部癌学会
綿越 健太
歯科口腔外科専攻医
2015年卒
日本口腔外科学会
日本口腔腫瘍学会

2018年7月