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麻酔科

診療カレンダー

 
麻酔科 1診         丸中

概要

手術療法は、がん治療の中の大きな柱のひとつです。がんの根治を達成するためには、病変部だけでなく周囲のリンパ節などを含めた広範囲の切除が必要になるので、手術の内容も複雑で要する時間も長くなります。手術による全身への影響をできる限り小さくするためには、適切な鎮痛や全身管理が要求されます。 麻酔科は手術に関連する期間(周術期)の全身管理を行なうことを専門とする診療科です。2015年1月現在、麻酔科には日本麻酔科学会認定指導医4名と専門医1名を含む総数9名が常勤しており、コンピュータシステムで情報管理された全手術室に全身麻酔モニターと麻酔器を配備して、皆様が安楽で安全な手術療法を受けられるよう努めています。

当科を受診される方へ

麻酔科外来(ペインクリニック:痛みの外来)

麻酔科の知識と技術は手術麻酔だけでなく、がん性疼痛や慢性疼痛の治療にも活用されます毎週金曜午前に疼痛外来を行っています。対象となる“痛み”はがんを多く診療する病院の性質上、がんに関連したものが主体です。がんによる痛みの多くは“WHO方式”といわれる医療用麻薬を中心とした薬物療法の普及によりうまくコントロールできるといわれています。しかし、がんの痛みの患者さんの15%くらいの方ではうまく痛みがとれないともいわれています。こうした患者さんには特殊な鎮痛方法が必要となります。痛みの部位によって異なりますが、入院の上、“薬で神経を破壊する”神経ブロックという方法を用いて痛みを止める場合もあります。終末期の限られたケースでは、痛みを伝える脊髄の近くに管を入れて、鎮痛薬を持続的に投与する方法を行う場合もあります。
手術や化学療法などのがんの治療後の痛みの患者さんに対しても、“局所麻酔薬を使う”神経ブロックを行う場合があります。この場合には神経を破壊する薬は使いません。痛みの治療にはそれまでの検査や治療歴が必要となりますので、がん患者さんで、痛みでお困りの方はかかりつけ医あるいは当センターの相談支援センターにご相談ください。
当センターでは、麻酔科医を中心とした緩和ケア内科が入院中の患者様の緩和医療も担当しております。詳細は緩和ケア内科の紹介資料をご覧ください。

当科を受診される方へ

紹介元の先生方へ

毎週金曜午前に疼痛外来を行っています。対象となる“痛み“はがんを多く診療する病院の性質上、がんに関連したものが主体です。昨年当科外来受診したのべ患者数は401名で、内訳はがんによる痛み85名で、手術や化学療法などがん治療の後に残った痛みの患者159名、がん患者でしばしば起こるヘルペス後神経痛74名でした。
がんによる痛みの多くは“WHO方式”といわれる医療用麻薬を中心とした薬物療法の普及によりうまくコントロールできるといわれています。しかし、がん性疼痛患者さんの15%くらいの方ではうまくいかないともいわれています。こうした患者さんには特殊な鎮痛方法が必要となります。痛みの部位によって異なりますが、神経を破壊する薬剤を用いる神経ブロックを行う場合もあります。終末期の難治性のケースでは、くも膜下にカテーテルを入れて鎮痛薬を持続的に投与する方法(くも膜下鎮痛)を行いながら、在宅療養をする場合もあります。手術や化学療法などのがんの治療後の痛みの患者さんも対象としています。

スタッフ

スタッフ 資格等 主な所属学会
加藤 洋海
部長(手術調整担当)
麻酔科部長(診療科長)
1983年卒
日本麻酔科学会麻酔指導医 日本麻酔科学会
池垣 淳一
緩和ケアセンター長
麻酔科部長
緩和ケア内科部長
1982年卒
日本麻酔科学会麻酔指導医 日本麻酔科学会
ペインクリニック学会専門医 日本ペインクリニック学会
日本臨床麻酔学会
日本緩和医療学会代議員・ガイドライン作成委員 日本緩和医療学会
日本疼痛学会
日本内科学会
木村 好江
麻酔科部長
緩和ケア内科部長
1986年卒
日本麻酔科学会指導医 日本麻酔科学会
  日本緩和医療学会
丸中 淳
麻酔科医員
2012年卒
麻酔科学会認定医 日本麻酔科学会
日本ペインクリニック学会
日本緩和医療学会
山部 竜馬
麻酔科専攻医
2014年卒
日本麻酔科学会

2018年4月