第15回がんフォーラムについて
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兵庫県立がんセンターでは、県民の皆様を対象にがんに対する知識の普及・啓発を目的とした院外活動として、"市民公開フォーラム"を定期的に開催しています。今回のテーマは「チームで取り組む肝臓・胆道・膵臓領域のがん」です。
最近の日本人のがん死亡原因の第4位、5位を占める肝臓がん、膵臓がんや10位以内に入る胆道がんは、一般的によく知られる胃がんや大腸がんのように内視鏡をすれば発見できるというがんではなく、なかなか発見しにくく、発見時にはかなり進行がんというケースも多々あります。肝臓がんの治療には、肝予備能と腫瘍因子(大きさ、個数、脈管との関係)の検討が重要ですし、膵臓がんや胆道がんの診断には、超音波内視鏡や内視鏡的逆行性膵胆道造影といった特殊検査も必要となります。
一方、その治療も肝葉切除や膵頭十ニ指腸切除といった大きな侵襲の手術から放射線療法やカテーテル治療等の低侵襲治療まで種々の治療選択肢があり、これらを組み合わせる集学的治療も行われます。兵庫県立がんセンターでは消化器内科・消化器外科・放射線診断/治療科・病理診断科が合同カンファレンスを通してチームとして個々の患者さんに最も適した治療に取り組んでいることをアピールできました。
テーマ | チームで取り組む 肝臓・胆道・膵臓領域のがん -低侵襲~先端医療までー | ||
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開催日時 | 平成28年2月13日(土) 午後2時~4時30分(開場:午後1時30分) | ||
会場 | 「子午線ホール」明石市東仲ノ町6-1(アスピア明石北館9階) | ||
プログラム | ◇開会 | ||
◇第1部 | 肝臓がん(肝細胞がん) | ||
○背景疾患・診断と内科的治療 | 消化器内科医長・津村英隆 | ||
○放射線科的治療 | 兵庫県立粒子線医療センター院長・沖本智昭 | ||
○外科的治療 | 副院長&消化器外科部長・富永正寛 | ||
◇第2部 | 胆嚢・肝外胆管・膵臓がん | ||
○診断と内科的治療 | 消化器内科医長・三木生也 | ||
○外科的治療 | 診療部長&消化器外科部長・藤野泰宏 | ||
○がん登録の現状 | がん登録室・山口真理子 | ||
◇閉会 | |||
主催 | 兵庫県立がんセンター | ||
共催 | 兵庫県明石健康福祉事務所、兵庫県がん診療連携協議会 | ||
後援 | 兵庫県医師会、明石市、明石市医師会、神戸市医師会、兵庫県看護協会、神戸新聞社 |