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兵庫県立がんセンター 病院指標

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平成29年度 兵庫県立がんセンター 病院指標

医療法における病院等の広告規制について（厚生労働省）

DPC（診断群分類別包括制度）とは

DPC（Diagnosis Procedure Combination）の略で、医師が決定した主病名に基づき、入院患者さんの一連の医療行為を、国が定めた1日あたりの定額の点数から入院医療費を計算する制度です。
DPC対象となる患者さんは保険適用患者で、一般病棟を入院された患者さんを対象とします。

病院指標公開の目的

当センターでは、DPCデータから全国統一の定義と形式に基づいた指標を作成し、県民の皆さんへの情報公開を進めています。
この指標により、当センターの特徴や急性期医療の現状を理解していただくことを目的としています。

集計方法について

●平成29年4月1日～平成30年3月31日までに当センターを退院した患者さんを対象としています
●患者数または症例数が10未満の場合、当該数値並びに付随する項目については、個人が特定される可能性を考慮し「-（ハイフン）」で表示しています

病院指標　～目次～　

  1. 1.年齢階級別退院患者数
  2. 2.診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位5位まで）
  3. 3.初発の5大がんのUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 4.成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 5.脳梗塞のICD10別患者数等
  6. 6.診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位5位まで）
  7. 7.その他（DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）
年齢階級別退院患者数

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年齢階級別患者数は、兵庫県立がんセンターを退院した患者さんの年齢を10歳刻みで集計したものです。

年齢区分 0～ 10～ 20～ 30～ 40～ 50～ 60～ 70～ 80～ 90～
患者数 0 21 87 356 428 1014 2289 2271 610 42
退院患者さんは６０歳～７９歳が中心で６０%以上を占め、５０歳以上となると８５%を超えている状況です。
診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）

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腫瘍内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx99x40x 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等２４あり 副傷病なし 29 7.59 4.49 0.00 62.93
03001xxx99x4xx 頭頸部悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等２４あり 16 9.00 13.33 0.00 64.6
120010xx99x70x 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等２７あり 副傷病なし 13 8.54 4.63 0.00 68.92
090010xx97x0xx 乳房の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等２なし 11 2.64 5.96 0.00 55.09
060030xx99x4xx 小腸の悪性腫瘍、腹膜の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等２４あり 10 11.30 6.41 0.00 67.60
当科の主たる診療行為である化学療法は外来中心です。その中で乳房の悪性腫瘍の患者さんは糖尿病の管理や高齢でかつ遠方から来院される方が多くそのため入院により治療を行っていきます。
頭頸部悪性腫瘍や卵巣・子宮の悪性腫瘍の患者さんは入院により４日から５日間の連日、化学療法（抗がん剤投与）による治療をしています。
血液内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
130030xx99x40x 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等２４あり 副傷病なし 42 19.67 16.48 0.00 70.40
130010xx97x2xx 急性白血病 手術あり 手術・処置等２２あり 27 74.19 40.97 7.41 56.52
130030xx99x50x 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等２５あり 副傷病なし 22 13.41 13.89 0.00 66.73
130030xx99x30x 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等２３あり 副傷病なし 20 32.05 17.04 0.00 68.85
130040xx99x5xx 多発性骨髄腫、免疫系悪性新生物 手術なし 手術・処置等２５あり 13 22.00 24.70 0.00 71.54
血液内科では造血器悪性腫瘍の化学療法と造血幹細胞移植を行っています。その中でも非ホジキンリンパ腫の患者数が半数以上を占め、その初回治療のための入院（２～３週間）が多くを占めています。全体では１００例以上の非ホジキンリンパ腫の患者さんが治療を受けられています。それに次ぐのは急性白血病と多発性骨髄腫の化学療法入院です。
呼吸器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２４あり 副傷病なし 185 15.28 11.99 2.16 68.32
040040xx9905xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２５あり 92 24.61 18.99 1.09 69.75
040040xx9908xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２８あり 61 13.87 11.75 0.00 64.43
040040xx9909xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２９あり 59 13.14 10.56 0.00 64.29
040040xx99000x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２なし 副傷病なし 33 4.97 14.6 9.09 71.58
がんセンターという特質上、肺がんの抗がん剤治療での入院が大多数を占めています。また抗がん剤の種類により入院、外来での対応も基より入院期間もお薬の種類や体調等で変わります。
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
060010xx99x40x 食道の悪性腫瘍（頸部を含む。） 手術なし 手術・処置等２４あり 副傷病なし 124 7.85 9.69 0.00 64.55
060020xx04x0xx 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 手術・処置等２なし 84 7.27 8.73 0.00 74.08
06007xxx99000x 膵臓、脾臓の腫瘍 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２なし 副傷病なし 75 2.89 9.83 5.33 66.64
060020xx99x6xx 胃の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等２６あり 72 6.63 6.11 0.00 66.93
060050xx97x0xx 肝・肝内胆管の悪性腫瘍（続発性を含む。） その他の手術あり 手術・処置等２なし 66 9.42 11.44 0.00 71.77
進行食道がんに対する化学療法が最も多く、かつ増加傾向にあります。早期胃がんに対しては内視鏡治療ESD（内視鏡的粘膜下層剥離術）が数多く行われています。
膵臓がんの増加に伴い精密検査のため入院して、EUS-FNA（超音波内視鏡下穿刺吸引生検）やERCP（内視鏡による胆管、膵管造影）の診断件数も増加傾向にあります。
消化器外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
060050xx97x0xx 肝・肝内胆管の悪性腫瘍（続発性を含む。） その他の手術あり 手術・処置等２なし 73 8.40 11.44 1.37 74.62
060020xx02x0xx 胃の悪性腫瘍 胃切除術　悪性腫瘍手術等 手術・処置等２なし 64 16.50 17.27 0.00 69.23
060035xx01000x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術　全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等１なし 手術・処置等２なし 副傷病なし 53 13.70 15.61 0.00 68.51
060020xx01x1xx 胃の悪性腫瘍 胃全摘術　悪性腫瘍手術等 手術・処置等２１あり 44 20.34 37.77 0.00 69.45
060040xx02x1xx 直腸肛門（直腸Ｓ状部から肛門）の悪性腫瘍 肛門悪性腫瘍手術　切除等 手術・処置等２１あり 38 20.68 34.77 0.00 66.76
肝細胞がん・肝内胆管がん・転移性肝がんに対して手術後に中心静脈栄養や化学療法を施行していない治療例です。
胃の悪性腫瘍では一般的に幽門側胃切除術や胃部分切除術を施行した治療例です。
結腸の悪性腫瘍では（盲腸がん、上行結腸がん、横行結腸がん、下行結腸がん、S状結腸がん）開腹あるいは腹腔鏡下と結腸切除を行った治療例です。
乳腺外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx02x0xx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術　単純乳房切除術（乳腺全摘術）等 手術・処置等２なし 115 9.47 10.15 0.87 61.37
090010xx01x0xx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴うもの（内視鏡下によるものを含む。））等 手術・処置等２なし 67 13.51 11.45 0.00 59.88
090010xx03x0xx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴わないもの） 手術・処置等２なし 39 6.69 6.37 0.00 57.87
090010xx97x0xx 乳房の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等２なし 14 2.50 5.96 0.00 56.50
060050xx99x01x 肝・肝内胆管の悪性腫瘍（続発性を含む。） 手術なし 手術・処置等２なし 副傷病あり - - - - -
乳房悪性腫瘍　乳腺悪性腫瘍手術　単純乳房切除術にはセンチネルリンパ節生検（手術の前に乳がんの近くにラジオアイソトープ或いは色素を局所注射し、これを目印にして手術中にセンチネルリンパ節を探し出して摘出し、このリンパ節にがんが転移していないかどうかを調べる（術中迅速診断）ことを言います。）と腋窩部郭清（乳房周囲のリンパ節、主として腋窩リンパ節、これをきれいに取り除くこと）された乳房切除症例が含まれます。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
070010xx010x0x 骨軟部の良性腫瘍（脊椎脊髄を除く。） 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術等 手術・処置等１なし 副傷病なし 68 7.81 5.8 0.00 47.87
070041xx01x0xx 軟部の悪性腫瘍（脊髄を除く。） 四肢・躯幹軟部悪性腫瘍手術 手術・処置等２なし 25 27.12 19.7 0.00 64.44
070020xxxx0xxx 神経の良性腫瘍 手術・処置等１なし 14 6.71 7.89 0.00 56.79
070010xx99xxxx 骨軟部の良性腫瘍（脊椎脊髄を除く。） 手術なし - - - - -
070041xx99x0xx 軟部の悪性腫瘍（脊髄を除く。） 手術なし 手術・処置等２なし - - - - -
整形外科では悪性腫瘍から良性腫瘍まで幅広く骨軟部腫瘍の診療を行っています。
形成外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
180040xx97x0xx 手術・処置等の合併症 その他の手術あり 手術・処置等２なし 17 5.82 15.25 0.00 49.47
180040xx97x1xx 手術・処置等の合併症 その他の手術あり 手術・処置等２１あり - - - - -
070570xx012xxx 瘢痕拘縮 瘢痕拘縮形成手術 手術・処置等１２あり - - - - -
030390xx970xxx 顔面神経障害 手術あり 手術・処置等１なし - - - - -
030390xx971xxx 顔面神経障害 手術あり 手術・処置等１あり - - - - -
形成外科では乳房再建目的での入院患者さんが最も多くなっています。
呼吸器外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx97x0xx 肺の悪性腫瘍 手術あり 手術・処置等２なし 227 12.32 12.35 0.44 68.85
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２４あり 副傷病なし 67 11.01 11.99 0.00 62.40
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等１あり 手術・処置等２なし 10 2.00 3.59 0.00 73.20
040190xx99xxxx 胸水、胸膜の疾患（その他） 手術なし - - - - -
040030xx01xxxx 呼吸器系の良性腫瘍 肺切除術　気管支形成を伴う肺切除等 - - - - -
肺の悪性腫瘍は原発性肺がん（発症部位が肺と特定している）と転移性肺腫瘍（他の部位からの転移による）に大別でき、呼吸器外科においては原発性肺がんに対する手術が平成１８年度以降、年間２００症例以上で推移しています。
皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍（黒色腫以外） 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等２なし 77 11.48 8.5 0.00 70.44
080005xx01x0xx 黒色腫 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等２なし 19 15.79 14.71 0.00 65.79
080007xx97xxxx 皮膚の良性新生物 その他の手術あり - - - - -
120030xx9700xx 外陰の悪性腫瘍 手術あり 手術・処置等１なし 手術・処置等２なし - - - - -
070041xx01x0xx 軟部の悪性腫瘍（脊髄を除く。） 四肢・躯幹軟部悪性腫瘍手術 手術・処置等２なし - - - - -
がんセンターという施設特性から悪性黒色腫、その他皮膚悪性腫瘍に対する治療が多くを占めています。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
110070xx0200xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術　経尿道的手術 手術・処置等１なし 手術・処置等２なし 167 6.89 7.31 0.60 73.46
110080xx01x0xx 前立腺の悪性腫瘍 前立腺悪性腫瘍手術等 手術・処置等２なし 71 15.34 12.92 0.00 68.52
110070xx99x20x 膀胱腫瘍 手術なし 手術・処置等２２あり 副傷病なし 57 10.89 11.31 1.75 69.42
11004xxx97xxxx 尿道・性器の良性腫瘍 手術あり 39 6.10 6.3 0.00 69.90
11001xxx01x0xx 腎腫瘍 腎（尿管）悪性腫瘍手術等 手術・処置等２なし 30 13.33 12.3 0.00 65.63
膀胱がんは初発に加えて早期がんでは膀胱内再発が多く見られます。進行がんでは術前後の抗がん剤治療と手術療法を積極的に行っています。
前立腺がんは年間手術件数も多くロボット支援手術を行っています。腎がんでは腎摘出に加えて、小径の腫瘍では腎部分切除を行っています。
腎がん、腎盂・尿管がん、膀胱がんでは従来の化学療法に加えて免疫チェックポイント阻害剤による治療も開始しています。
婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
12002xxx01x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮悪性腫瘍手術等 手術・処置等２なし 191 12.90 12.94 0.52 53.85
12002xxx99x41x 子宮頸・体部の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等２４あり 副傷病あり 96 6.60 10.74 0.00 56.23
12002xxx99x40x 子宮頸・体部の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等２４あり 副傷病なし 91 4.82 4.98 0.00 56.41
120010xx01x0xx 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍 子宮附属器悪性腫瘍手術（両側）等 手術・処置等２なし 60 11.87 13.44 0.00 57.12
12002xxx99x30x 子宮頸・体部の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等２３あり 副傷病なし 47 25.00 20.1 2.13 60.19
子宮頸がんでは術前化学療法や再発・進行症例に対して化学療法を行っています。
子宮体がんでは術後再発高リスクの症例や、再発・進行症例に対して化学療法を行っています。
頭頸部外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
03001xxx99x3xx 頭頸部悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等２３あり 40 59.53 37.9 7.50 66.4
03001xxx97x00x 頭頸部悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等２なし 副傷病なし 32 7.81 9.88 0.00 70.56
03001xxx01000x 頭頸部悪性腫瘍 頸部悪性腫瘍手術等 手術・処置等１なし 手術・処置等２なし 副傷病なし 26 14.42 13.7 0.00 63.19
030150xx97xxxx 耳・鼻・口腔・咽頭・大唾液腺の腫瘍 手術あり 25 8.88 7.58 0.00 58.20
100020xx01x0xx 甲状腺の悪性腫瘍 甲状腺悪性腫瘍手術　切除等 手術・処置等２なし 23 14.30 9.2 0.00 61.78
頭頸部外科では、口腔がん、咽頭がん、喉頭がんをはじめとするすべての頭頸部がんに対して手術、放射線療法、抗がん剤治療のいずれも適応にあわせてバランス良く対応しています。機能温存治療にも力を入れています。
放射線診断科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等１あり 手術・処置等２なし 24 2.21 3.59 0.00 67.50
040020xx99xxxx 縦隔の良性腫瘍 手術なし - - - - -
070040xx99x0xx 骨の悪性腫瘍（脊椎を除く。） 手術なし 手術・処置等２なし - - - - -
 
 
放射線診断科ではCT下針生検などの画像診断を応用した検査治療を担当しています。
初発の５大がんのUICC病期分類別並びに再発患者数

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初発 再発 病期分類
基準（※）		 版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 145 27 31 203 14 25 1 6,7
大腸癌 25 40 60 114 50 51 1 6,7
乳癌 72 114 24 17 11 26 1 7
肺癌 151 45 159 221 60 280 1 7
肝癌 15 46 31 16 - 128 1 6,7
※ 1：UICC TNM分類，2：がん取扱い規約
胃がん、大腸がんは初発でステージⅣの患者さんが多く、乳がんではステージⅡの患者さんが多く、肺がん、肝がんで再発の患者さんが多い状況となっています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等

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患者数 平均
在院日数		 平均年齢
軽症 - - -
中等症 13 9.38 72.31
重症 - - -
超重症 - - -
不明 - - -
化学療法中に発症した患者さんで、一般的な患者さんはほとんどいらっしゃいません。
脳梗塞のICD10別患者数等

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ICD10 傷病名 発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 - - - -
その他 - - - -
がん治療中に発症した患者さんです。
診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）

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腫瘍内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K6113 抗悪性腫瘍剤動脈，静脈又は腹腔内持続注入用植込型カテーテル設置（頭頸部その他に設置した場合） 39 3.00 9.29 4.88 60.93
K6182 中心静脈注射用植込型カテーテル設置（頭頸部その他） - - - - -
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 - - - - -
K635 胸水・腹水濾過濃縮再静注法 - - - - -
K775 経皮的腎（腎盂）瘻造設術 - - - - -
化学療法に用いる中心静脈ポートの造設及び尿路閉塞の患者さんに行う尿道カテーテル挿入等を主に行っています。
消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２ｃｍ未満） 149 0.01 1.04 0.00 69.34
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術（早期悪性腫瘍粘膜下層） 87 0.71 5.55 0.00 74.11
K6113 抗悪性腫瘍剤動脈，静脈又は腹腔内持続注入用植込型カテーテル設置（頭頸部その他に設置した場合） 77 1.84 11.23 0.00 66.18
K6152 血管塞栓術（頭部、胸腔、腹腔内血管等）（選択的動脈化学塞栓術） 65 1.02 7.57 0.00 72.00
K526-22 内視鏡的食道粘膜切除術（早期悪性腫瘍粘膜下層剥離術） 53 0.87 5.70 0.00 67.62
大腸腫瘍（腺腫、がん）に対する内視鏡治療が最多ですが、早期胃がんに対するESD(内視鏡的粘膜下層剥離術）や化学療法の増加に伴い中心静脈カテーテル設置術の件数が増加しています。
消化器外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 72 3.72 10.79 0.00 68.81
K6152 血管塞栓術（頭部、胸腔、腹腔内血管等）（選択的動脈化学塞栓術） 71 0.97 6.45 0.00 74.92
K6572 胃全摘術（悪性腫瘍手術） 38 4.26 15.39 0.00 70.24
K655-22 腹腔鏡下胃切除術（悪性腫瘍手術） 36 3.56 11.50 0.00 67.72
K6951 肝切除術（部分切除） 33 2.36 9.64 0.00 67.12
結腸の悪性腫瘍に対しては複数回の開腹既往のある患者さんや他臓器合併切除が必要な高度進行がん等を除いて、腹腔鏡での手術を積極的に行っています。
血管塞栓術については主に肝細胞がんに対する治療で肝切除やラジオ波焼灼療法が難しい患者さんに一般的に行う侵襲の比較的少ない治療法です。
胃の悪性腫瘍については胃の上部にできた進行がんに対して開腹下で胃全摘・食道空腸Roux-enY吻合（食道空腸ふんごう＋空腸空腸ふんごう（つなぐ））を行う手術です。
乳腺外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K4763 乳腺悪性腫瘍手術（乳房切除術（腋窩部郭清を伴わない）） 103 1.00 7.54 0.97 61.96
K4765 乳腺悪性腫瘍手術（乳房切除術・胸筋切除を併施しない） 61 1.08 11.66 0.00 61.03
K4762 乳腺悪性腫瘍手術（乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴わない）） 39 1.00 4.69 0.00 57.87
K4761 乳腺悪性腫瘍手術（単純乳房切除術（乳腺全摘術）） 11 1.00 7.18 0.00 58.91
K4764 乳腺悪性腫瘍手術（乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴う）） - - - - -
乳腺悪性腫瘍手術　腋窩部郭清を伴わない（リンパ節切除）乳房切除術、乳房部分切除術では大部分がセンチネルリンパ節生検施行症例です。
乳腺悪性腫瘍手術　乳房切除術（胸筋切除を併施しない）の大部分が術前化学療法後で腋窩部郭清施行症例です。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K0301 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術（肩，上腕，前腕，大腿，下腿，躯幹） 43 1.02 6.28 0.00 52.84
K0311 四肢・躯幹軟部悪性腫瘍手術（肩，上腕，前腕，大腿，下腿，躯幹） 25 1.48 24.64 0.00 64.44
K0302 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術（手，足） 17 1.00 2.88 0.00 51.06
K1932 神経腫切除術（その他） 11 1.00 5.00 0.00 56.55
K0531 骨悪性腫瘍手術（肩甲骨，上腕，大腿） - - - - -
整形外科では良性腫瘍の手術も積極的に行っています。その他に悪性軟部腫瘍、転移性腫瘍を含む悪性骨腫瘍の手術も行っています。
呼吸器外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K514-23 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術（肺葉切除又は１肺葉を超える） 126 2.29 10.17 0.00 69.75
K514-21 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術（部分切除） 42 1.83 7.26 0.00 66.43
K514-22 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術（区域切除） 40 2.20 8.75 2.50 68.08
K5143 肺悪性腫瘍手術（肺葉切除又は１肺葉を超えるもの） 11 2.36 11.73 0.00 71.00
K5132 胸腔鏡下肺切除術（その他） - - - - -
胸腔鏡下手術は術後の創部痛や肋間神経痛の軽減に有効であり、術後在院日数の短縮に寄与しています。当科では胸腔鏡補助による小開胸手術を胸腔鏡下手術に含めておりません。
皮膚科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術（単純切除） 73 1.82 8.92 0.00 70.84
K013-22 全層植皮術（２５ｃｍ２以上１００ｃｍ２未満） 11 2.18 16.55 0.00 70.82
K0301 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術（肩，上腕，前腕，大腿，下腿，躯幹） - - - - -
K0311 四肢・躯幹軟部悪性腫瘍手術（肩，上腕，前腕，大腿，下腿，躯幹） - - - - -
K8501 女子外性器悪性腫瘍手術（切除） - - - - -
悪性黒色腫をはじめとする皮膚悪性腫瘍に対する手術治療の割合が高くなっています。また良性腫瘍の手術も積極的に行っています。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K8036ｲ 膀胱悪性腫瘍手術（経尿道的手術）（電解質溶液利用のもの） 168 1.23 5.15 0.60 73.62
K843-4 腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術（内視鏡手術用支援機器を用いる） 70 2.20 12.59 0.00 68.46
K773-2 腹腔鏡下腎（尿管）悪性腫瘍手術 41 2.27 10.71 0.00 68.39
K800-2 経尿道的電気凝固術 39 1.13 4.44 0.00 72.26
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 15 2.47 7.20 0.00 71.07
早期の膀胱がんでは経尿道的手術が行われますが、初発に加えて膀胱内再発が多く見られます。
前立腺がんは早期がんの比率が高くなり、手術件数の増加が見られています。ロボット支援下に腹腔鏡手術を行っています。
腎がん、腎盂・尿管がんの手術は殆どが腹腔鏡手術で行われます。小さな腎がんに対し、ロボット支援腎部分切除も積極的に行っています。
婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K867 子宮頸部（腟部）切除術 205 1.00 1.00 0.00 38.30
K879 子宮悪性腫瘍手術 152 2.45 11.07 0.66 53.20
K889 子宮附属器悪性腫瘍手術（両側） 72 2.33 9.32 0.00 58.65
K877-2 腹腔鏡下腟式子宮全摘術 46 1.50 5.41 0.00 50.93
K877 子宮全摘術 43 2.33 8.16 0.00 54.47
子宮頸がんⅠ～Ⅱ期、子宮体がんⅠ～Ⅲ期に対しては積極的に手術療法を行っています。
初期子宮体がんでは、腹腔鏡下手術も取り入れています。
頭頸部外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K3932 喉頭腫瘍摘出術（直達鏡） 31 1.58 3.77 0.00 68.71
K4691 頸部郭清術（片） 15 3.27 9.40 0.00 62.87
K4571 耳下腺腫瘍摘出術（耳下腺浅葉摘出術） 14 1.21 7.00 0.00 55.86
K4632 甲状腺悪性腫瘍手術（全摘及び亜全摘） 11 2.91 14.45 0.00 60.55
K4631 甲状腺悪性腫瘍手術（切除） 10 2.40 9.30 10.00 63.40
頭頸部外科では頸部皮膚に切開を加えない経口的切除手術にも積極的に取り組んでいます。
その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）

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DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる - -
180010 敗血症 同一 - -
異なる 18 0.25
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 41 0.56
異なる - -
手術・処置等の合併症以外は、主にがん末期の化学療法中に発症した患者さんです。
更新履歴
  1. 平成28年度の病院指標
  2. 平成27年度の病院指標