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放射線治療を受ける患者さまへの過ごし方アドバイス

 治療前に注意することは何ですか?
 特に、禁止事項などはありません。ですが、放射線治療医からの説明やお渡ししたパンフレットでわからないこと、気になったことがあれば書きとどめておいて、医療者に質問できるようにしておきましょう。
治療部位別では、乳腺への治療をされる方で、手術の影響で腕を挙げにくい場合は、リハビリを継続するようにして下さい。また、口腔内が治療範囲に入っている方については、歯磨きなど口腔内のケアを行い、清潔を保つようにしておきましょう。
また、タバコも害になります。吸い続けると再発率に影響することも証明されていますので、禁煙を始めておきましょう。
 治療中に注意することは何ですか?
治療部位によって、気をつけて頂くことが異なりますが、どの部位でも共通するのが皮膚炎です。 皮膚炎は、日常生活の工夫である程度予防できることができます。一番大事なことは、刺激を避けることです。
具体的には・・・
・治療部位の皮膚は、むやみに擦ったり、触ったりしない。
・入浴の際、熱めのお湯は避ける。
・照射部位に無断で絆創膏・シップなどを貼らない。
・衣服は、肌にやさしい木綿などを選ぶ。
・体を洗うときは、泡でやさしく洗う。(ゴシゴシ擦らない!)

消化管(口腔・食道・胃・大腸など・・・)が治療部位に含まれる場合は、刺激物(辛いもの、酸っぱいもの、アルコールなど)を避けるようにしましょう。
治療中は、疲れやすく感じる方もいらっしゃいますので、適宜休息が取れるように生活の調整をしておくことも必要です。

治療による副作用によって食事が食べ辛い時は、各症状に合わせた工夫をしましょう。
(治療中の食事の工夫)

 治療後に注意することは何ですか?
 放射線治療中に起こった症状は、治療後2週間程度でピークを迎えます。これは通常の経過ですので心配はいりません。治療中と同じケアを続けるようにして下さい。皮膚炎や口内炎はその後1か月くらいかけて回復していきます。
治療部位に肺が含まれている方については、放射線肺炎が起こる可能性があります。治療後1か月〜3か月が発症のピークといわれていますので、風邪を引かないように気をつける、もし、発熱や咳などが出てきた場合は、速やかに受診するようにして下さい。もし、治療を受けた施設以外の病院にかかる場合は、放射線治療を受けていたことを担当医に伝えるようにしましょう。
放射線治療では、治療後しばらく経って出現する晩期合併症があります。初診時説明を受けた症状が出現した場合、医療者に報告するようにしましょう。
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